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箱根駅伝 100回目の襷
神奈川県勢大学編 横浜国大 駅伝強化に教育の本質 先人織り成す人間模様

その他スポーツ | 神奈川新聞 | 2023年11月17日(金) 05:00

 来年1月で100回記念大会を迎える箱根駅伝。大型連載第2部では、大舞台へしのぎを削る県勢大学を紹介していく。


第31回大会3区を走る武井孝雄(中央)と左のバイクの後ろから指示を送るコーチの兄・英雄(小田原高校同窓会史料委員会提供)

 神奈川師範時代を含め、戦後復活1回目となった1947年第23回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)から10年連続で出場した横浜国大。

 過去には大会史上初の途中棄権もあったが、当時のグリーンのたすきには日本教育の未来への思いも込められていたという。

 師範学校の系譜を受け継ぎ、教員養成に重きを置いていた国大。11人きょうだいの次男・武井英雄と三男・孝雄(ともに故人)も教員を目指しながら東海道を駆け抜け、躍進を支えてきた。

 国大の駅伝強化は「(ロードで)先人の足跡をたどること。それは教育の本質でもあった」。そう語るのは、末っ子五男で、陸上部OB会元会長の吉田(旧姓武井)信男(77)。自身も長距離に励んだが、夢の箱根駅伝には届かなかった。だからこそ、偉大な兄を今でも誇らしく思う。

スタイルの父

 
 

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