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【お知らせ】2024.03.22

「全国中世荘園サミットin泉佐野~お城博士ちゃんと学ぶ中世山城」にご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。

当日の映像をYouTubeにUPしましたので、ぜひご覧ください!

https://youtu.be/utfxbWN-dKQ

クリックして、お城博士ちゃんの回答をチェックしてね!

全国中世荘園サミットとは?

全国中世荘園サミットでは、日本全国の中世荘園について、これまでの取り組みやその成果、今後の展開などを討議しており、中世荘園遺産を構成文化財とする日本遺産「旅引付と二枚の絵図を伝えるまちー中世日根荘の風景ー」の構成団体である泉佐野市で開催しています。

今年は、豊富すぎるお城の知識をテレビで披露し一躍有名になった『お城博士ちゃん』こと栗原 響大(くりはら ひびき)くんを招き、中世山城などの「お城」について一緒に学んでみませんか? 

※参加申込は締め切りました。参加希望の方は直接お問い合わせください。

3つの日本遺産をもつまち、泉佐野

「日本遺産(Japan Heritage)」は地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するものです。

ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の文化財群を、地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより、地域の活性化を図ることを目的としています。

大阪府泉佐野市は、『旅引付と二枚の絵図が伝えるまち-中世日根荘の風景-』『荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~』『「葛城修験」-里人とともに守り伝える修験道はじまりの地』の3つの日本遺産をもつまちです。

今回は、そのうちの1つである『旅引付と二枚の絵図が伝えるまち-中世日根荘の風景-』の日根荘遺跡の一つに含まれる「土丸・雨山城」などのお城についてお城博士ちゃんと一緒に学び、お城の魅力をより深く感じて下さい。

全国中世荘園サミット in 泉佐野「お城博士ちゃんと学ぶ中世山城」

日程:令和6年2月12日(月祝)

時間:15時00分~17時00分(受付開始:14時00分~) ※時間は前後する場合もございます。

会場:泉佐野市文化会館(エブノ泉の森ホール)レセプションホール

   〒598-0005大阪府泉佐野市市場東1丁目2番1号 2階

登壇者:栗原 響大さん(お城博士ちゃん)

    中西 裕樹さん(京都先端科学大学 特任准教授)

    中岡 勝さん(泉佐野市教育委員会文化財保護課 日本遺産推進担当理事)

推奨年齢:小学校4年生以上

参加人数:200名限定

※申込人数が多い場合、抽選を行います。その場合、学生を優先致しますので予めご了承下さい。

※後日、当日の映像を配信する予定です。

入場料:無料

主催:日本遺産日根荘推進協議会/泉佐野市

問合せ:Jimott LLC(じもっと合同会社)

    TEL:072-447-5502(受付時間 10:00~17:00/土日祝、12/30~1/4を除く)

    E-mail:info@jimott.net

    

【出演者のご紹介】

栗原 響大

(お城博士ちゃん)

神奈川県在住の中学2年生。松江観光大使。幼稚園の頃から戦国武将や歴史に興味を持ち、小学1年生(6歳)の時に姫路城を訪れたことをきっかけにお城好きになる。それ以来お城めぐりを趣味とし、現在全国300城以上を巡り、100名城・続100名城の制覇を目指している。一番好きなお城は静岡県の山中城。将来の夢は、多くの人にお城の楽しさ・面白さを伝え、城郭の保護に関する仕事に携わること。


中西 裕樹

(京都先端科学大学 特任准教授)

大学で取得した学芸員資格を活かし、高槻市に就職後、市立しろあと歴史館で学芸員に。三好長慶、高山右近という戦国武将や城郭をテーマとした特別展の他、多数の展覧会や調査を担当。著書に『大阪府中世城館事典』があり、芥川城跡の国史跡指定を担当した。


中岡 勝

(泉佐野市教育委員会文化財保護課 日本遺産推進担当理事)

平成4年に泉佐野市に埋蔵文化財担当で就職、国史跡日根荘遺跡の長福寺跡の発見、土丸・雨山城跡の調査を担当した。現在3つの日本遺産と世界かんがい施設遺産の計4つの文化遺産を活用したまちづくりを推進している。

土丸・雨山城 とは

 泉佐野市土丸の城ノ山と熊取町の雨山頂上付近にはかつてお城が存在していました。お城は紀州街道や水間道、大木道など主要街道の結節部に位置し、とてもすぐれた眺望が確保でき、戦略的に重要な立地にありました。昔の資料にはこの城に関連した人物などとして日根野盛治、橋本正高、和田正武、山名義理、根来寺などの名前をみることができます。

 平成21年度からの泉佐野市・熊取町の調査により、南北朝期から戦国期にかけての曲輪(くるわ)、武者隠し、堀切など城郭にかかわる遺構が確認され、一つの山城として機能していたことがわかるとともに、日根荘(ひねのしょう)と深くかかわりのあった山城として評価され、「国史跡日根荘遺跡」に追加指定されました。

 泉南地域を代表する中世城跡です。

世界かんがい施設遺産登録された井川用水

 日本遺産「旅引付と二枚の絵図が伝えるまち-中世日根荘の風景-」の魅力を発信する構成文化財「日根荘遺跡」は現在、寺社やため池、水路など16カ所が国史跡に指定されています。

 その中でも注目は、令和4年(2022年)10月にオーストラリア・アデレードで開催された国際かんがい排水委員会(ICID)第73回国際執行理事会おいて「世界かんがい施設遺産」に登録された、井川用水です。

 井川用水は、樫井川から取水する延長約2.75㎞、高度差約5mの水路で、日根荘の中位段丘面の開発に重要な役割を果たしたと考えられます。もちろん今も日根野地区の主要な水路で土丸取水口から流れ出て、日根神社と慈眼院の境内の中を通り、十二谷池まで、広範囲にわたる農地をうるおしています。

 国内において、現在も利用されている農業用水路で、国の史跡指定を受けているのは井川用水だけです。


【アクセス方法】

【公共交通機関でお越しの方】

南海本線「泉佐野」駅

・徒歩:約20分

・バス:南海ウイングバス(「43・44系統・大阪体育大学前」行:約5分)→「泉佐野市役所前」バス停

・バス:南海ウイングバス(「89・90系統「つばさが丘北口」行:約5分)→「泉佐野市役所前」バス停

・バス:コミュニティバス(北・南回り:約5分)→「泉佐野市役所前」バス停

JR阪和線「熊取」駅

・徒歩:約25分

・バス:南海ウイングバス(43・44・89・90系統「ダンバラ公園経由 泉佐野駅前」行:約11分)→「泉佐野市役所前」バス停

JR阪和線「日根野」駅

・徒歩:約25分

・バス:「日根野駅筋」バス停(コミュニティバス(中回り:約7分)→「総合文化センター」バス停


【車でお越しの方】

・阪神高速4号湾岸線より「泉佐野北出口」を降り最初の信号を左折。直進後、6つ目の信号の「上瓦屋交差点」を右折し、国道26号線に合流。右折後5つ目の信号の「市役所前交差点」を左折。

・阪和自動車道より「泉佐野JCT」より関西空港自動車道に入り、「泉佐野IC」で降る。最初の信号の「関西空港口交差点」を右折し、国道26号線の6つ目の信号の「市役所前交差点」を右折。

【駐車場について】

・地下駐車場…収容台数/231台(高さ制限2.1m)

       開放時間/08:00~22:30

       駐車料金/2時間まで無料、以降1時間ごとに100円

・屋外駐車場…収容台数/67台

       開放時間/08:00~22:30

       駐車料金/終日無料