NexDock 2 を手に入れた。
前からずっと狙っていたのだけれど、少し前にクラウドファンディングに登場した製品。
その時は、どうなのかなぁと思っていて、とうとう逃してしまったんだ。
今となっては手に入りにくい製品で、それは数が少ないからと思われるが、色々と調べていくと、似たような製品もあるんだけどね。
新しい製品もあるようだし、中華製だとコレにタッチスクリーンを装備した製品も見受けられる。これらは日本では今は販売されていないようだけど、少し前は購入もすることができた。やっぱりライセンスとかの問題に抵触するのかな?
さて、NexDock 2 とは、何か?ってところから始めようと思うが、超簡単に言うと、ラップトップ PC から、PC だとメイン基板(CPU などが載った基板)をとっちゃったものと言う言い方もできると思うが、まぁ、液晶ディスプレイにキーボードが付いただけのラップトップ PC の形をした製品という言い方も出来る。
そうそう、忘れていたが、モバイルで使うことを前提にしているので、もちろんバッテリーも入っているよ。
何に使うかというと、最近は、Raspberry Pi などの小型 PC と呼ばれるような製品もあって、それを使うために、必ず必要となるのが、HDMI のインタフェースを持ったディスプレと、キーボードなわけ。
もちろんこれらは別々に揃えることも出来るし、それが普通のことなのだが、こういった PC を使うときにありがちな、配線ごちゃごちゃとかを防ぐことが出来るし、これだけだしてくれば、スマートにすぐに使えるという、利点も生まれる。
もう1つは、最近のスマートフォンは高性能なので、この実力を使い切るような手立ては無いのかな?っと思っていて、調べていくと DeX とか EMUI だとかで、デスクトップモードを実行できるスマートフォンもあることがわかった。
まぁ、Core i3 ぐらいのパーフォーマンスかなぁとも思うけど。
これらを使ってみたいというのが、目論見なんだなぁ。
で、今回は、大別してこの2つの使い方ができるという、NexDock 2 の紹介記事を書いてみようと思う。
まずはお箱であるが、これはごく普通のラップトップ PC と変わらないような箱だね。
ごく普通と言って良いと思うが、こんなのは別に高級でなくても良いので、逆に好感が持てる。
さて、この箱を開梱すると、目に飛び込んでくるのは・・
付属のケーブル類。
電源は 60W で USB C コネクタの仕様。海外でも使用するためのコンセント部分がいくつもついているので、海外出張とかされる方は、この電源だけでも、重宝するかもね。
その他のケーブルは、HDMI 関係と USB 関係のケーブルが、数本。これらについては、後ほど説明を加える。
そして、マニュアルと言うか、スタートガイド的なものが1つ。ちなみにマニュアルはこれだけで、ちょっと心細い感じもするが、これは、これならそうなるよねと、後で納得できるから大丈夫。
さて本体はというと、これらのケーブルが入った保護材の下。保護材の効果も最大限となるように、横向きにスライドするように格納されていた。(この方法良いよね)
さて、開けてみると・・
こんな感じで、ディスプレイは 13.3 インチの IPS 液晶。1920×1080 (1080P) 16:9 のアスペクトレシオです。
ご覧の通り、見た目はラップトップ PC そのものだが、英語キーボードと、タッチパッドを装備している。
持った感じは、電池も入っているので、まぁ、これぐらいかなぁとは思うけれど、1420グラムとカタログスペックには記載されているが、今使っている ThinkPad X1 Carbon と比べると、(やっぱり)ずっしりと重い感じがする。
キーボードの感じは、そんなに悪くは無いし、これならバシバシ打ち込むことができそうなのだが、ちょっと気になるのは、コレ。
ふ~ん。Enter キーの右側にもキーが有る。
これ、あまり見たことのないキーボードだよなぁと思うのだが、打った感じはそんなに違和感は無いし、ミスタッチすることも無いみたいだから、気にしないことにする。
で、装備されているポート類は左右に別れてはいるが、まずは左側。
左側の左から、HDMI in / USB C チャージ用 / USB C / USB C / USB C in と、5つのポートが並んでいる。
右側は、左から、micro SD カードリーダのスロット / 3.5mm ヘッドセット用のジャック / USB A コネクタ、となっています。
USB の仕様は、全て 3.1 のようですね。
付属品は、電源とケーブル類。
電源は 60W の USB C 仕様。
どこの国の AC コンセントなんだぁ?っと思うようなコンセントの変換器が付属している。(使うことはあるのだろうか?)
ケーブル類。
USB C – USB C の電源接続用のケーブル(上の写真)
HDMI ケーブル
USB C から、USB A と micro USB に分岐するスプリッターケーブル。ラズパイとかを接続する際に、コレを使うようだ。
USB C – USB C のケーブル。コレは、USB C のオルターネートモードを使用するためにケーブルかな?
少し太くて硬いので、このケーブルは使いにくそうな感じ。
加えて、変換器が2つ。
micro USB – USB C の変換
HDMI – micro HDMI への変換
これらのケーブルを使って、ターゲットの機器の映像と、キーボード、タッチパッドを接続して使うのですね。
以下が、マニュアル(クイック・スタート・ガイド)。
製品の概要は以上であるが、次回以降、まずはスマートフォンを。そして Raspberry Pi を接続して、その様子と、その実用度について書いてみたいと思う。
お楽しみに。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。