数日前に Raspberry Pi 3 モデルB が FCC を通過したという話は耳にしていましたけれども、これほど早く出てくるとは・・
驚きですね。
しかも 64bit 対応のプロセッサと無線 LAN ・Bluetooth までオンボードで標準装備。
で、お値段据え置きの $35 とのこと。
日本での価格は未発表ではあるけれど、5千円以内で購入できるのではないかなぁと思います。
周辺機器は少し用意しなければいけないけれども、こんな値段で手に入るなんて夢みたいな話です。
Microsoft も Windows 10 を IoT で使うために、Raspberry Pi をサポートすることを表明しているし、Linux ももちろん動きますから、自作派ならやっぱりこれを選択するでしょう。
日本での販売はおなじみの アールエスコンポーネンツが行うとのことで、すでに Raspberry Pi 3 モデルB のページも開設されています。
近日中には販売開始となるそうです。
気になるスペックは以下の通り。
プロセッサ | Broadcom BCM2387チップセット、1.2GHzクワッドコアARM Cortex-A53、802.11 b/g/nワイヤレスLAN、Bluetooth 4.1(クラシック及びLE) |
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GPU | デュアルコアVideoCore IVRマルチメディアコプロセッサ。Open GL ES 2.0、ハードウェア加速OpenVG、1080p30 H.264高プロファイルデコードを提供。テクスチャフィルタリングとDMAインフラストラクチャで1Gピクセル/秒、1.5Gテクセル/秒又は24GFLOPに対応 |
メモリー | 1GB LPDDR2 |
OS | micro SDカードから起動、特定バージョンのLinuxオペレーティングシステム又はWindows 10 IoTを実行 |
寸法 | 85 x 56 x 17mm |
電源 | マイクロUSBソケット5V1、2.5A |
もちろんソフトウェアやピンの仕様については既存モデルとの互換性がありますが、新たに開発環境「Node-RED」が Raspbian パッケージに含まれてていて、IoT関連製品のプロトタイピングにも利用できるそうです。
注意点は無線 LAN と消費電力が少ないとはいえ、Bluetooth がサポートされているので、消費電力が 2.5A と少し多めになったことでしょう。
もしかしたら、今まで使ってきた電源が使用できないという事も考えられそうです。
性能は初期の Raspberry Pi の10倍までに向上していると発表がされていますが、この辺りは、ソフトウエアも変わってきているので(高度化)単純に比較することは難しいとは思うのですが、すごいですねぇ。
アールエスコンポーネンツでは、個人向けには販売することはしないそうですから、個人で購入する場合には、アールエスコンポーネントの製品を扱う代理店から購入してくださいとのことです。
アールエスコンポーネンツのサイトに簡単なセットアップの方法を説明した動画がありましたので、張っておきます。
う~ん。
これ一つ欲しいですねぇ。
ですが学習でもよいのですけれども、何に使うかというしっかりとした目的があったほうが良いです。
Raspberry Pi もモデルが増えて、用途に応じて選ぶことができるようになりました。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。