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この記事は 2020年07月25日 に以下のカテゴリに投稿されました Smart Phone.

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2020年 スマートフォン料金と通信品質の海外比較に関する調査(株式会社 ICT総研)

だいぶお安くなったとは思うのだけれどもね。

これ、感じない方もいる。

なぜかというと、大手キャリアのお安くなるプランって、大体は、家族みんなで使うと安くなる!ってやつが多いから。

それでも、米国などよりは、お安い(少しだよ)ようですが・・

まだ下げろと言っているけれど、どこまで下げることができるのか、これは見ものですよね。

しかしまぁ、それに関連して、スマートフォン(本体)がお安く手に入れることができなくなった方もいて、それは悲しい出来事なのではないのかなぁ?

2020年 スマートフォン料金と通信品質の海外比較に関する調査
日本のスマートフォンの料金水準は中位レベル、通信品質は上位レベル
株式会社 ICT総研

(1) スマートフォン料金の海外比較
― 日本の料金水準は、中位レベル。欧州より高く、米国・韓国より安い水準。
(2) 通信品質の海外比較
― 日本の通信品質は、上位レベル。
― 日本の4G接続率は、98.5%。調査対象6カ国の中で最も高い。
― 日本のダウンロード通信速度は、49.3Mbps。調査対象6カ国の中で2番目に速い。
(3) 日本のスマートフォンユーザー向けのWebアンケート
― サービスエリアや通信速度に対するユーザーの満足度が料金面と比して高い。

本調査を通じて、料金水準と通信品質には一定の相関性が認められる中、諸外国と比べて、日本の料金水準は、通信品質を踏まえれば、必ずしも高くないと考えられる。本年4月の楽天モバイルのMNO新規参入等を通じて、携帯電話事業者間でのより一層の競争が今後期待されるところではあるが、携帯電話が重要な社会インフラとなった現在、料金水準のみならず、日本の利用者の通信品質に対する要求水準等も踏まえた分析等が必要ではないだろうか。
株式会社 ICT総研 (東京都千代田区)は7月16日、「2020年 スマートフォン料金と通信品質の海外比較に関する調査」の結果をまとめた。
日本の携帯電話料金は、諸外国と比べると高い水準であるとの声が聞かれる。一方、昨今の新型コロナウイルスの影響等により顕著になったところであるが、携帯電話を含めた電気通信サービスは、社会の重要なインフラとして、あらためてその役割や通信品質の重要性が見直されている。
この調査では、通信品質を踏まえて比較した場合でも、日本の携帯電話料金(スマートフォン料金)は高いと言えるのかどうかを把握することを目的とした。
調査対象は日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、韓国の6カ国のMNOとし、各国のスマートフォン料金は2020年3月1日時点のものとした。また、日本のスマートフォンユーザー向けにWebアンケート調査を2020年3月18日から24日に実施した。

(1) スマートフォン料金の海外比較

■ 日本の利用料金は、中位レベル。欧州より高く、米国・韓国より安い水準。

2020年3月1日時点のスマートフォン料金を比較したところ、6カ国の平均月額料金(各国シェア上位3事業者の平均)は、データ容量2GBの場合が3,817円、5GB 4,381円、20GB 5,722円となった。最も料金の安い国はフランスであり、データ容量2GB 2,010円、5GB 2,010円、20GB 2,322円。最も料金の高い国は、データ容量2GBがアメリカ 6,188円、5GBと20GBは韓国(6,787円と8,388円)となっている。
日本はデータ容量2GB 4,021円、5GB 5,121円、20GB 7,135円。欧州より高く、米国・韓国よりも安い水準であり、概ね中位レベルであると言える。
(*スマートフォン料金の海外比較については、対象や条件を絞らず、誰もが契約できる料金プランで比較するため、契約に伴って自動的に適用される割引以外は考慮していない。)

スマートフォン料金の海外比較

スマートフォン料金の海外比較

(2) 通信品質の海外比較

■ 日本の4G接続率は、98.5%。調査対象6カ国の中で最も高い。

通信品質を踏まえて料金を比較するため、「4G接続率」と「料金」をグラフにしたものが表2である。各国の4G接続率(グラフ上では横軸)は、高い順に日本 98.5%、韓国 98.3%、アメリカ 96.1%、イギリス 89.2%、フランス 86.0%、ドイツ 85.8%となっている。日本の4G接続率は、調査対象6カ国の中で最も高い。料金は中位レベルであるのに対し、4G接続率はトップであるため、日本は料金の割に通信品質が高いと言えるだろう。

通信品質の海外比較

通信品質の海外比較

■ 日本のダウンロード通信速度は、49.3Mbps。調査対象6カ国の中で2番目に速い。

同様に、「ダウンロード通信速度」と「料金」をグラフにしたものが、表3である。各国のダウンロード通信速度(横軸)は、速い順に韓国 59.0Mbps、日本 49.3Mbps、ドイツ 28.7Mbps、フランス 28.6Mbps、アメリカ 26.7Mbps、イギリス 22.9Mbpsとなる。日本のダウンロード通信速度は、調査対象6カ国の中で2番目に速い。料金が中位レベルなのに対し、通信速度は2位であるため、ここでも、料金の割に通信品質が高いと言える。

「ダウンロード通信速度」と「料金」

「ダウンロード通信速度」と「料金」

(3) 日本のスマートフォンユーザー向けのWebアンケート

■ サービスエリアや通信速度に対するユーザーの満足度が、料金満足度と比べて高いことがWebアンケートの結果から読み取れる。

日本のスマートフォンユーザー1,000人にWebアンケートにて、「サービスエリア満足度」、「通信速度満足度」、「料金満足度」について、5段階の評価で声を聞いた。
「サービスエリア満足度」において、「満足している(28.2%)」「どちらか言えば満足している(38.0%)」とポジティブな回答したユーザーは全体の約7割となった。
「通信速度満足度」においては、「満足している(21.0%)」「どちらか言えば満足している(40.9%)」とポジティブな回答したユーザーは全体の約6割となった。
このことから、日本のユーザーが通信品質に一定の満足をしていることが、アンケート結果から読み取れる。
「料金満足度」においては、「満足している(14.3%)」、「どちらかと言えば満足している(23.8%)」とポジティブな回答をしたユーザーは全体の約4割となった。
この点、ユーザーが、上述の(1)(2)の調査結果(日本の料金水準は中位レベル、通信品質は上位レベル)通りの満足度を示していることが、アンケート結果から伺える。

本調査全体を通じて、世界的に、料金水準と通信品質には一定の相関性があることが認められる。日本の料金水準は諸外国と比べて中位の水準であるものの、4G接続率やダウンロード通信速度等の通信品質を踏まえれば、必ずしも高くないとも考えられそうだ。一方、アンケート結果から、日本のユーザーは、日本の料金水準が中位レベル、通信品質が上位レベルである現状を的確に認識しているとも言えるだろう。
本年4月の楽天モバイルのMNO新規参入等を通じて、携帯電話事業者間でのより一層の競争が今後期待されるところではあるが、携帯電話が重要な社会インフラとなった現在、料金水準と通信品質の両者からの視点が必要であり、日本の利用者の通信品質に対する要求水準等も踏まえた分析が求められると考えられないだろうか。ICT総研では、利用者にとって議論・判断の指標となる調査を今後とも実施していく考えである。

【本資料の調査結果・推計データについて】

*この調査は、調査対象6カ国の2020年3月1日時点の携帯電話料金(基本料金+データ定額料金。音声通話料金や定額通話サービス料金は含まない。契約に伴って自動的に適用等される割引がある場合は割引適用後のもの)のデスク調査に加え、日本のインターネットユーザーへのwebアンケート調査、各種公開資料をまとめて分析したものである。
*調査対象事業者は、NTTドコモ(日)、KDDI(日)、ソフトバンク(日)、Verizon(米)、AT&T(米)、T-mobile(米)、Sprint(米)、O2(英)、EE(英)、Vodafone(英)、3(英)、Orange(仏)、Sosh(仏)、SFR(仏)、RED(仏)、Free(仏)、Bouygues(仏)、O2(独)、Blau(独)、Vodafone(独)、Otelo(独)、Telekom(独)、SKT(韓)、KT(韓)、LGU+(韓)。
*携帯電話料金は、各国の調査対象事業者の月額平均料金である。一定期間を対象とする割引がある場合には、24ヶ月に平準化した。なお、金額は「税込」を「購買力平価換算」で円通貨に換算した。
(出典:OECD.stat, PPPs and exchange rates, PPP for GDP 2019  アメリカ 103.4円、イギリス 150.0円、フランス 137.1円、ドイツ 139.4円、韓国 0.12円)
*本資料における全ての文章、数値、表、グラフデータは、アンケート調査、各種文献等を元に当社アナリストが記述・推計したものであり、当該企業や公的機関等の公表値と異なる場合がある。
*本資料における全ての文章、数値、表、グラフデータは、資料公開時点のものである。(料金は2020年3月1日時点)。なお、引用したOpenSignal社の資料は、2020年5月発表のデータである。

出典:ICT総研

ICT総研ホームページ
https://ictr.co.jp/report/20200716.html

■株式会社ICT総研について
ICT総研は市場調査会社・シンクタンク出身者を中心に2011年に設立された独立系調査会社です。
主な事業内容:ICTおよびその他分野に関する市場調査、コンサルティング、出版
資本金:1000万円
代表者:代表取締役 齊藤 和
従業員数: 企画スタッフ・リサーチャー・アナリスト 合計20名(契約スタッフを含む)
URL https://ictr.co.jp/

以上

同じようなこともあるんだよね。

プリンターって、ただみたいな値段で売られている(本体ね)。

これ、消耗品がお高く設定してあるし、使い始めれば、これが絶対に必要になるんだから、それも良いやって、ご商売なわけね。

どの方法が良いのかは、その人次第だとは思うけれど。

しかしまぁ、こうなってしまうと、もの作る側は、やってられねぇってなっちゃうかも。

大手キャリアの問題は、大して使われてもいないのに、へんてこな独自のサービスを展開し、加えてそのアプリをスマートフォンにプリインストールしてなんてことをやっているからだと感じるけれど、どうなのですかねぇ。

お家でお勉強なんてことが長く続いているけれど、これ、何かしらの策を考えないと、情報格差が始まり、お勉強できなくなっちゃう人も出てくる(もう出てるかも)かもね。

しかし、少し驚いたのは、いつも速くはないなぁと思って使っているスマートフォンのデータ通信が、世界の各国と比べて、速い方になってるというのには、びっくりだね。

他の国の人は、よくこれで使ってる。なんて、思ったり。


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