韓流スターができるまで…パク・シネ「嘘はつかない」「整形はしない」女優としての彼女のプライド

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パク・シネは、現在ドラマや映画で特別な存在感をアピールする20代を代表する女優として挙げられる。1990年生まれの彼女は、いつの間にかデビュー14年目の女優になった。依然として演技について悩んでおり、新しいキャラクターを求めているという彼女は、デビューした頃から期待の星だった。「よく育ってくれてありがとう」と言われる女優パク・シネのデビューした頃の初々しい姿から女優としての考えなどについてまとめてみた。

2003年、イ・スンファン「花」ミュージックビデオ

パク・シネは歌手イ・スンファンの「花」のミュージックビデオに出演し、デビューした。当時、パク・シネは10代前半で、まるで“アトランティス少女”を連想させる色とりどりの服とゴーグルをつけたいたずらっ子のような姿でかわいさをアピールした。このミュージックビデオは彼女がなぜ“母胎(生まれつきの)美女”“自然美人”と呼ばれているか改めて気付かせてくれる。

2003年、ドラマ「天国の階段」

同年、パク・シネはSBS「天国の階段」で女優チェ・ジウの子供時代(ハン・ジョンソ役)を演じ、顔を知らせた。幼い少女にもかかわらず、安定した演技力と新鮮な顔で注目を浴びた。しかし、パク・シネは最近のインタビューで当時を振り返り、「幼い頃『天国の階段』でやった恋愛演技が難しかった」と率直に打ち明けた。それと共に「私は演技しながら『嘘はつかない』『私が感じないことを嘘の演技で表現しない』と思っている。その年齢に合った演技を見せ、目で演技しようと思っている」と演技の方向性が“真実性”にあることを伝えた。

2007年、映画「伝説の故郷」

パク・シネがホラークイーンに挑戦した時もあった。彼女は2007年、ホラー映画「伝説の故郷」でヒロインの双子の姉妹ソヨン、ヒョジンの一人二役を熱演した。

当時のインタビューでパク・シネの言葉が印象的だったが、彼女は「映画やドラマに出てくる私の顔が全部気に入ったわけではない。でも、足りないがナチュラルな姿がいい」と美容整形手術をする計画はないと伝え、注目を浴びた。

また、パク・シネは「顔が小さい人だけが演技しろというルールがあるわけではないでしょう?」と反問し、自身の顔が他の女優に比べ大きく映ることを気にするよりは「画面の中のぎこちない私の演技を見ながら、より良い演技をするため努力する」と話し、役者として悩む姿も見せた。

そしてパク・シネは「子役と呼ばれるのがとても嫌でプレッシャーだった。成人役者として認められる方法は何があるか悩んだ。ぎこちなく、自分に合わない服を着ているようだという指摘が多かった。それで完全に中止したわけではなかったが、大学に入学して活動を少し休んだ」と伝え、見た目とは違って女優としていつも花道だけ歩いてきたわけではないという事実を打ち明けた。

「主人公であるかどうかは関係なく、いい役を演じた方が良い」と言っていたパク・シネ。その少女はSBS「美男<イケメン>ですね」(2009)を通じて韓流スターになり、MBC「オレのことスキでしょ。」(2011)、tvN「となりの美男<イケメン>」(2013)、SBS「相続者たち」(2013)「ピノキオ」(2014)「ドクターズ」(2016)などに相次いで出演し、女優として地位を固めた。

それから映画「尚衣院 -サンイウォン-」「ビューティー・インサイド」「あの日、兄貴が灯した光」、そして最近の「沈黙」まで、ドラマではできなかった挑戦を映画で果たし、今も挑戦を続けている。このようなパク・シネは大胆なイメージチェンジをしなくても毎回新しい顔を見せてくれる女優と言われる。

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