ピックワールド(PIC World)

インフォメーション

この記事は 2019年11月14日 に以下のカテゴリに投稿されました Smart Phone.

この記事のタグ

, , , , , , , , ,


中国のスマホ事情 – Huawei が2019年第3四半期に中国国内で40%となる記録的シェアを獲得

凄いよこれ。

HUAWEI が中国国内で、シェア 40% を記録したんだと。

ひえ~って感じだよね。

人の数も多いから、別に意地悪されて独自 OS とかになったって、国内だけで十分って感じにも見えるけど?(Xiaomi)

で、押し出されちゃった、他の会社は仕方なく日本市場にも乗り込んでくるらしい。

Huawei、2019年第3四半期に中国国内で40%となる記録的シェアを獲得
中国のスマートフォン出荷は前年比6%減少し、トップ5社のシェアは過去最高の92%を記録。
Counterpoint Technology Market Research Limited

カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ (英文名: Counterpoint Technology Market Research 以下、カウンターポイント社)は、Huaweiは2019年第3四半期に中国国内で40%となる記録的なシェアを獲得し、トップ5社のシェアが過去最高となる92%を記録したという調査結果を含むMarket Monitorによる最新調査を発表致しました。
中国国内のスマートフォン市場は、2019年第3四半期には前年同期比6%減少となり、4四半期連続での前年同期比割れとなるも、新機種発売と夏セールにより、前四半期と比べて出荷は6%増加しました。また、Huaweiの中国国内シェアは40%を記録し、トップ5社の市場占有率が過去最高の92%となったことにより、中国における小規模メーカーが生き残る確率はさらに厳しいものになる見込みです。

中国市場の状況に関して、カウンターポイント社のリサーチディレクターJames Yan氏は、以下のようにコメントしています。
「中国のスマートフォン市場はさらに集約化が進み、小規模メーカーには厳しい状況である。垂直統合している企業は、R&Dへ投資し、イノベーションを取り入れた新機種を継続的に作り出し、適切なチャネルとマーケティング戦略のもと市場に投入することで、シェアの維持及び拡大を実行できる。Appleも例外ではない。端末の性能が上がり、消費者の目が肥えて、一方で経済縮小の可能性を含む中国では、端末の買い替えサイクルが遅くなっている。この為、この世界最大のスマートフォン市場で新機種に対して昨年以上の需要を喚起することは、難しくなっている。」

中国における5Gの立ち上がりについて、カウンターポイント社のリサーチアナリストのMengmeng Zhang氏は、そのポイントを以下のように述べています。
「予想より早く5Gサービスの提供が始まったことで、この四半期から5G対応スマートフォンの販売合戦も始まっている。Vivo、Huawei、ZTE、China Mobileが早期に市場に端末を投入し、ある程度の認知を得た。また、Xiaomi、OPPO、OnePlusなども、年末に向けてさらに多くの5Gモデルを投入する準備が整っている。これらの5G端末の中国スマートフォン市場に対する貢献は、2019年のうちは最低限にとどまるだろう。しかし、2020年には5Gは中国で一気に立ち上がり、スマートフォン需要を再燃させることになるだろう。」

図1: 中国スマートフォン市場 企業別出荷台数とシェア率 2019年第3四半期

図1: 中国スマートフォン市場 企業別出荷台数とシェア率 2019年第3四半期

図1: 中国スマートフォン市場 企業別出荷台数とシェア率 2019年第3四半期

注: Huawei(HONORブランド含む)の数字は推定値

Huawei(HONORブランドも含む)が中国スマートフォン市場をリードしており、過去最高の40%のシェアに成長しました。カウンターポイント社の調査によると、Huaweiの第3四半期の出荷総数は4,150万台で、高級機種のP30シリーズ(P30とP30 Pro)がそのうちの600万台を占め、Nova 5 Proは300万台を超えました。

Huaweiの業績について、カウンターポイント社のリサーチアナリストFlora Tang氏は以下のように付け加えています。
「米国による取引禁止以来、Huaweiは積極的に国内販売重視の戦略を進め、リソースをシフトし、国外市場での落ち込みをカバーしようとしてきた。両ブランド(HuaweiとHONOR)は、販売チャネルとの関係を深め、プロモーションを増やし、インセンティブを積むことを全ての都市、全ての価格帯、そしてオンライン販売及び実店舗の両方で実施した。Huaweiスマートフォンに搭載されているサービスやアプリは、ほとんどがもともと中国仕様なので、中国の消費者にとって米国の取引禁止は影響がない。逆に、取引禁止処置がHuaweiに対する愛国的な感情を呼び起こし、同社に対する好感度や実際の購入を増やす結果になった。加えて、HONORブランドのHONOR 9xが第3四半期に好調で、中位および高価格帯での同社のシェア向上に貢献した。」

また、Vivoは、X27、Y93、それにY3が売り上げに大きく貢献しました。さらに、5G対応機種の投入や、サブブランドのIQOOの積極的な価格政策があったため、Vivoは中国市場第二位に留まりました。OPPOとVivoの市場シェアを合算すると、中国スマートフォン市場の1/3以上を占める計算になります。

そのOPPOは、この四半期にはA9を500万台以上出荷し、カウンターポイント社のModel Sales Trackerの調査によると、今四半期のベストセラー機種となっています。James Yan氏は「A9の後を追うのがRenoシリーズで、ほぼ400万台を出荷した。Renoシリーズはまだ認知度が上がりだしたばかりで、新型カメラのイノベーションによってHuaweiやVivoの方を向いていた消費者を狙っている」と述べています。

Xiaomiの売上は下がり続け、前年同期比38%減となりました。Honorブランドの猛攻を受けるだけでなく、OPPO AシリーズとVivo Yシリーズにも攻略され、敵に囲まれた結果となりました。しかし、Xiaomiの在庫は健全で、Redmi K20 Proは高機能を低価格にまとめたベストセラー機種で、この四半期には100万台以上を出荷しました。カウンターポイント社のModel Sales Trackerの調査では、これに次ぐのが、女性をターゲットにしたXiaomi CC9です。また、9月に発売したRedmi Note 8が第4四半期の出荷及び売上に貢献するとカウンターポイント社では予測しています。

AppleのiPhoneの売上は、前年同期比14%ダウンとなりましたが、カウンターポイント社のMonthly Market Pulse Reportの調査では、AppleがiPhone 11とXRの価格改定を行いカラーバリエーションを増やしたことが9月最終週に入って需要を喚起し、7月と8月の急な落ち込みをカバーする形になっています。

全体として、世界最大のスマートフォン市場である中国では、プレイヤーの集約がさらに進んできており、今やトップ3社が市場の3/4を支配しています。これにより、下位企業の統合や撤退も起きていることもあり、5Gが本格化するにつれ、集約化はさらに進んで2~3社が勝ち残り、参入障壁、差別化、規模いずれにおいても他社を引き離すことになると予想されます。

包括的かつ詳細な2019年第3四半期版Market Monitorは、購読者の皆様に提供中です。詳細かつ最新の調査、分析、プレスリリースに関するお問い合わせは、press@counterpointresearch.comまでお気軽にお問い合わせ下さい。

弊社のMarket Monitorは、各社のIR情報から推定した出荷数、各社へのヒアリング内容を販売側から裏付けしたデータ、流通段階でのチェック、その他副次的調査の結果に基づいています。

【カウンターポイント社概要】
Counterpoint Technology Market ResearchはTMT(テクノロジー・メディア・通信)業界に特化した国際的な調査会社である。主要なテクノロジー企業や金融系の会社に、月報、個別プロジェクト、およびモバイルとハイテク市場についての詳細な分析を提供している。主なアナリストは業界のエキスパートで、平均13年以上の経験をハイテク業界で積んだ経験を持つ。
公式ウェブサイト: https://www.counterpointresearch.com/

以上

残念ながら、独自 OS ってことになって、次のスマートフォンが出てきたら、おさらばって事になってしまうだろうね。

ただ、この辺のお話は、まだ混沌としているように見受けられるのだが、フラグシップについては、独自 OS で、廉価版(?)については、Android 9 出でてくるという話もあるみたい。

どちらにしても、きれいに決着を付けるのはすぐには難しそうだけれど、はっきりとしなと行けないと思うけどな。(日本では)

日本では新たに上陸するという Xiaomi とか、OPPO が、きっと頑張る。

iPhone も SE が出るんだろうしね。


コメントを残す

最近の投稿

最近のコメント

アーカイブ