少年漫画の臨界点を突破しています。本当に自分の好き勝手に描いたという感じがして好みは別れるでしょうが、こういう世界観が好きな人はどハマりすると思います。半裸の少女がノーパンで戦うサービスシーンもあります(笑)。2巻を読んで本作の本質が見えてきた気がします。「紅の狼と足枷の羊」は、作者が自分自身と向き合った作品と言えるでしょう。偉大過ぎる双子の兄と比較され続けることは、作者にとって否定するのも肯定するのもうんざりだったと思います。しかし、この作品では敢えて名字が「アカツキ」である「双子の姉妹」を取り上げています。真っ向から作者自身のコンプレックスと向き合うことが、この作品のテーマの一つとなっています。例えるなら岸本斉史が藤子Fで、岸本聖史は藤子Aです。藤子先生はスタートは同じでも後に分岐し、それぞれが違う着眼点から素晴らしい作品を生み出しました。作者はA先生に通じるブラックさがあります。要するに言いたいのは、岸本聖史は実力のある漫画家であり、「紅の狼と足枷の羊」はとても面白い作品ってことです。

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紅の狼と足枷の羊 2 (ライバルコミックス) コミック – 2012/9/4
岸本 聖史
(著)
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もうひとりの赤ずきん・夢歌と聖斗により「赤い月の世界」へ引きずりこまれた、洋一の幼なじみ・ひばり。凶暴化したひばりの「狼」が曝け出す切なる想いを、夢歌の毒牙が容赦なく引き裂いていく…。哀しいすれ違いが生んだ悲劇の果て、洋一とひばりに突きつけられた余りに残酷な現実とは!? ひばりの笑顔を取り戻すため洋一は、彩夢と夢歌――「ふたりの赤ずきん」の争いにその身を投じることを決意する!!
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2012/9/4
- ISBN-104063802337
- ISBN-13978-4063802337
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2012/9/4)
- 発売日 : 2012/9/4
- 言語 : 日本語
- コミック : 192ページ
- ISBN-10 : 4063802337
- ISBN-13 : 978-4063802337
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