排出枠代金が行方不明に 日本支払いの200億円
ウクライナ、前政権が流用?
京都議定書に基づく温暖化ガスの排出削減目標を達成するため、日本政府がウクライナ政府から取得した排出枠の代金約200億円が、同国で行方不明になったことがわかった。代金は温暖化対策に使う契約になっていたが、ウクライナの前政権が流用した可能性もあるという。
日本政府はウクライナ政府から、合計3000万トンの排出枠を購入する契約を結んだ。昨年5月に半分の1500万トンを受け取り、200億円の代金を支払っ...
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