4月21日に千代田区に住民監査請求をし、区議会に対しては「住民監査請求の結果がでるまで工事はしないよう」求める陳情をだしました。同時に工事区間に最も近い住民からの街路樹保護の陳情、千代田区唯一の障がい者団体前会長からの街路樹保存の陳情も出ていました。
しかし25日の区議会企画総務委員会でそれら3本の陳情を一日で否決し、なんとその日の夜に工事を開始しました。
25日、26日の工事の様子は、メディアに報じられた通りです。大変乱暴なものでした。貴重な2本の街路樹が伐られてしまいました。
住民監査請求は千代田区が自ら定めた住民自治の制度ですが、それを無視して工事をし、樹齢7,80年の大木を伐採したことは取り返しがつきません。私たちは深く傷つきました。
5月6日、千代田区に対し、精神的苦痛の賠償を求め提訴をしました。記者会見を行い、原告である沿道住民がイチョウへの思い、住民監査請求の意味、伐られたことへの苦痛を述べました。