小樽の海岸にも7キロに及ぶ大量のイワシ死骸、専門家「ここ数年の現象」…漁師「カモメも食べてくれない」

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 北海道小樽市の海岸に、イワシの死骸が大量に打ち上げられていることが確認された。範囲は銭函地区の海水浴場「おたるドリームビーチ」付近から張碓地区まで約7キロに及び、市と道は除去する方向で調整を進めている。

海岸に大量に打ち上げられたイワシの死骸(24日、小樽市銭函で)
海岸に大量に打ち上げられたイワシの死骸(24日、小樽市銭函で)

 地元の漁師によると、死骸が見つかったのは20日頃からだという。同市銭函の漁師(73)は「40年以上、ここで漁をしているが初めて。カモメもおなかいっぱいなのか食べてくれない」と苦笑していた。

 イワシの大量死は昨年12月、函館市や江差町でも確認されており、道立総合研究機構中央水産試験場(余市町)の山口浩志研究主幹によると、ここ数年の現象だという。近年、イワシの生息域が太平洋側から日本海側にも広がっていることと関係があるとみている。

 イワシは10度以上の水温を好み、暖流の対馬海流が流れる日本海側にも入り込んできたが、水温が低下する時期に南下するタイミングを逃すケースがあり、大量死につながるという。今回も余市町の海岸で2月中旬には水温が7度近くあったが、3月6日以降、5度台に下がっており、「水温の低下が原因と思われる」と推測している。

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