本調査は、不動産業界におけるセクシュアルマイノリティ（LGBTQ）の周知度について可視化することを目的としております。
経済条件はクリアしているにもかかわらず、同性愛者なので賃貸住宅を借りることができなかった、外見と戸籍上の性が異なるがゆえに、スムーズな入居に繋がらなかったといった声は、セクシュアルマイノリティからよく聞かれます。
実は、セクシュアルマイノリティは、人口の１割を占めるとも言われています。
少子高齢・人口減少社会に突入する過程で、空室対策として多様な入居者へのアプローチは避けては通れなくなっています。セクシュアルマイノリティに対しても、有力な顧客ターゲットとしていち早く入居の仕組みを作り、社会的注目を浴びている事例も存在します。
本調査では、オーナー様が持つ、セクシュアルマイノリティに対するイメージを可視化させていた上で、顧客として包摂していく際のポイント等を整理し、皆様にお役いただける情報としてお返しすることを目的としております。どうぞ、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
2022年9月23日

[調査実施主体]
NPO 法人 カラフルチェンジラボ https://cclabo.org/ 責任者;三浦暢久
連絡先:　info1@cclabo.org
[調査協力]
 ・追手門学院大学地域創造学部 葛西リサ(准教授)研究室
https://www.gyoseki.otemon.ac.jp/oguhp/KgApp?resId=S001416
・国土交通省 国土技術政策総合研究所 建築研究部長 長谷川洋