クロサギ のテーマ | 文才がなくても描けるドラマ脚本術

クロサギ のテーマ

アロハ♪
恋するハニカミの鈴木杏ちゃんとエディソン・チャンさんを見て
何だか、優しい気持ちになったGOです!


野ブタ。をプロデュースの
彰(山下智久)と信子(堀北真希)が共演だ!ということで
とっても期待していたドラマです。



いいですね!おもしろいです!!

山ピーは、カチョイイし、真希ちゃんもカワイイし
野ブタファンには、たまらないドラマですね♪


「世の中には、3種類の詐欺師がいる。
 人を騙し、金銭を巻き上げる、シロサギ。
 異性を餌とし、人の心を弄ぶ、アカサギ。
 そして・・・
 シロサギとアカサギだけを餌とする・・・
 史上最強の詐欺師がいる。
 詐欺師を騙す詐欺師。
 その名は・・・クロサギ。」



さて、さてこのドラマのテーマの背骨には

正義とは、何か?
悪いヤツを退治するなら、法律を犯しても正義の味方なのか?

が、あると思うんだよね。



黒崎の過去の悲劇
   ↓
家族の敵討ち
   ↓
詐欺師を許せない
   ↓
詐欺師を騙す詐欺師クロサギになる。


ここで、注目したいのはクロサギもしょせん詐欺師であるということ。

つまり、白夜行で言うところの
太陽の下を歩けない。



ここに、黒崎の孤独、葛藤が生まれドラマが加速する。


で、相手役に正義感の強いフツーの女子大生・氷柱(堀北真希)を、配置することによって



正義とは、、、
法律とは、、、

友情とは、、、
人間とは、、、



を、浮き彫りにしていく。

かなり、骨太なテーマのドラマだと思います。


黒崎と氷柱の関係はどうなっていくのでしょうか?

氷柱は、黒崎の太陽になれるのでしょうか?

どうなっていくか、楽しみですね!



今回の名セリフ
黒崎「多分、あんたは少し、不器用なだけだ。
 金で買ったものはいずれ壊れる。
 そうじゃないものを大事にしてみれば? 
 まあ俺が言えた、ギリじゃないけどね」


山ピー、カチョイイです!


そして、このシーン

桂木「親友を食ったか。……どんな味だった?」
と言った後に、桂木が何かを食べて、まずそうに吐き出すシーン。


桂木を鏡にして、黒崎の苦悩を見事に表現していますね。

深いです。


今クールは、面白いドラマが多くて嬉しいです!

では、来週。


                               クロサギ

                             


★脚本家ほどすてきな商売はない。
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