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顔をなくした数学者――数学つれづれ 単行本 – 2013/7/31

5つ星のうち3.9 7個の評価

微分幾何および複素多様体の研究で、世界的な業績を挙げた著者の初のエッセイ集。「数学徒然」と題して書き留められた小片は、けっきょく完成を待たず遺稿となった。数学者の実像や数学記号がどんなふうに生まれたか、また「数学の美」とは何かといったエッセイから、数学および数学者に対する著者の深い思いが伝わってくる。

商品の説明

著者について

小林昭七(こばやし しょうしち,1932-2012)
1932年甲府生まれ.1948年第一高等学校入学.制度変更にともない翌49年より東京大学教養学部1年に入学.53年に同大学理学部数学科卒.同時に,フランスに政府給費留学生として1年間留学.すぐに帰国せず,ワシントン大学に助手として2年間採用.任期後の56~58年プリンストン高等研究所,58~59年MIT,60年からカリフォルニア大学バークレー校に移る.94年に退職.その後も同大学院教授,および慶應義塾大学等の客員教授として,微分幾何学の研究および教育に従事.2012年8月29日に心不全のため死去.詳細はウェブサイト( http://www.jp.ShoshichiKobayashi.com )を参照.

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (2013/7/31)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/7/31
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 160ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4000052179
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4000052177
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.5 x 1.9 x 19.5 cm
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち3.9 7個の評価

著者について

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小林 昭七
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2016年6月20日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    複雑な数式が登場してくるとお手上げの文科系の一読者だが、表題作「顔を失った二人の数学者」や「数学の美を感じさせる証明」「数学一家」「リンカーン大統領とユークリッド」は数学史や偉大な数学者の逸話を扱っており、数式に悩まされることなく例えば次のような一節(「数学の美を感じさせる証明」)を楽しく読むことができた。
    <G.H. ハーディ(1877-1947)は『一数学者の弁明』という一般向けの著書の中で、最も美しい定理の例として次の2つのギリシャ時代の定理を挙げている。1番目は「√2が分数として書けないという定理でこれはよく中学や高校の数学にもでてくる。> 以下背理法による証明過程を簡潔に紹介する。<古代ギリシャのピタゴラス学派は自然数と分数(分数は自然数の比と考えられた)で充分と考えていたので、一辺の長さ1の正方形の対角線の長さという幾何学的にも基本的な量√2が分数として表せないと知って困惑し、箝口令をしいて、この事実を秘密にしようとしたと言われている。> <第2の例は素数が無限にあるという定理である。>以下背理法による証明過程を簡潔に紹介する。
    上記を含めて随所で蒙を啓かれた。
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2013年12月25日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    どちらかといえば数学科の学生(広く見ても理系の学生)向けである。
    とはいえ、著者の息遣いが伝わる好著であるのは間違いない。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2013年8月20日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    私は数学史的な部分が面白かった。よく調べてあり、数学者しか書けないものと思う。

    例えばエラトステネス(紀元前の人)が地球の直径を簡単な観測と計算で求めたことなど。

    もうちょっと長生きしてほしかったなぁ〜。
    10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2013年10月16日に日本でレビュー済み
    本書の著者であるカリフォルニア大学バークレー校の数学科名誉教授小林昭七氏(80歳)は2012年8月29日に死去した。同氏はバークレーで50年間教職を務め、微分幾何学と数学の歴史に関する著作など15冊以上がある(jp.shoshichikobayashi.comより).

    本書は,27編の随筆からなる,その内2編は未完原稿によるもので,更に著者の弟君の小林久志氏(プリンストン大学名誉教授)と落合卓四郎氏(東京大学名誉教授)の補足からなる.

    本書は,永らく海外で数学の研究や教育に携わった著者の独特の視点で記述されていて,これまでの日本人数学者の随筆とは異なった趣がある.

    その内,いくつかを紹介するなら,例えば,(1)数学論文を書くためにソフトTexを駆使する話,(2)テンソル解析の記号の話,(3)「コーシーーリーマンの方程式」のように連名の名前のついた定理や式の話,(4)アルキメデスが最も誇りにした「球と円筒」という論文の話,(5)数学の啓蒙活動についての「数学サークル(Math Circle)」の話など.

    内容は読みやすい文章で書かれていて肩が凝らない.数学の世界の楽しさへ導いてくれる気がしてくる.
    6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2013年10月15日に日本でレビュー済み
    はじめてこの著者の名前を知ったのは曲線と曲面の微分幾何です。右も左もわからない読者に、丁寧に親しみやすい記述でした。そこで、著者はどういう人なのだろうと思っていましたが、本書を読んで人柄の良さがわかりました。
    著者の書き残したものを集められたものですが、もっと読みたくなりました。英語で書かれたものがあれば、翻訳して載せればよかったのにと思います。
    残念ながらなくなれたわけですが、弟さん(IBM東京基礎研の所長やプリンストン大学の学部長など)のエッセイも、とても優しい記述で、小林家の人たちの素晴らしさが感じられました。
    7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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