【8月29日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は28日深夜(日本時間29日午後)、米フロリダ(Florida)州ケープカナベラル(Cape Canaveral)のケネディ宇宙センター(Kennedy Space Center)で、スペースシャトル「ディスカバリー(Discovery)」の打ち上げに成功した。

 25日に予定されていたディスカバリーの打ち上げは、3回にわたって延期されていた。1回目の原因は悪天候、2回目と3回目は燃料タンクのバルブのトラブルが原因だった。

 今回スウェーデンの1人を含む7人のクルーを乗せて打ち上げられたディスカバリーの任務は、国際宇宙ステーション(International Space StationISS)に長期滞在者のための寝室や運動器具トレッドミル、冷凍庫、食料などの消耗品を運搬すること。また、長期滞在クルーとして米国のニコール・ストット(Nicole Stott)宇宙飛行士をISSに送り届け、代わって7月から滞在していた米国のティム・コプラ(Tim Kopra)宇宙飛行士を乗せて帰還する予定だ。(c)AFP