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大引け速報 「幅広い銘柄に売りが出て約2週間ぶりの安値」

2009年10月28日16時25分

◆12:45 「決算を見極めたいとの流れで買い手不在 10100円割れ」

 後場寄り付きの日経平均は、前日比―112.64円(―1.10%)の10099.82円となっています。為替が1ドル=91円30銭台で推移していることで、電機ハイテク株など自動車を除いた輸出関連銘柄中心に売られているようです。今週30日に1回目の決算発表のピークを迎えることで業績を見極めたいという考えから積極的な買いを控えられているようです。昨日業績発表があり、見通しが悪化した海運株が連日で軟調なことも業績を見る流れにつながっているようです。

 業種別で見ると33業種中、6業種がプラス圏、27業種がマイナス圏となっています。上昇率トップは、ディフェンシブ物色と好業績期待で「医薬品(+0.92%)」、続いてホンダが牽引し「輸送機器(+0.59%)」、買戻しで「保険(+0.58)」となっています。

 一方、下落率のトップは、業績が芳しくない「海運(―2.74%)」、金利上昇不安で「不動産(―2.67%)」、原油が高止まりでコスト負担が増える不安の「石油石炭(―2.06%)」となっています。

 個別銘柄では、DeNAが前日比+38100円(+15.53%)の283300円となっています。昨日に、米国企業から米国の携帯コミュニティサイトの事業譲渡を受けたと発表がありました。この米国企業は米国で主要キャリアの公式サイトに採用されているため、英語圏向けSNS(交流サイト)事業との相乗効果が見込まれて買いが集まっているようです。

 また、住友信託、双日、武田薬品、日産自動車、三菱製紙などが買われ、中央三井トラストグループ、アドバンテスト、川崎汽船、大成建設、SUMCOなどが売られています。

 東証1部の騰落銘柄数は、値上がり528銘柄、値下がり1018銘柄、変わらず142銘柄となっています。出来高は概算9.4億株(前日比―1.4億株)となり、売買代金は6929億円(前日比―733億円)となっています。

 新興市場はマザーズ指数が―1.16%、日経ジャスダック平均は―0.35%、ヘラクレス指数は―0.44%となっています。

 また、アジア市場は上海総合指数は―1.08%、香港ハンセン指数は―1.46%となっています。

 GLOBEX(シカゴ24時間金融先物取引システム)のNASDAQ100先物は―2.75pの1717.00pとなっています。

 なお、為替市場は、前場終了時の1ドル=91円38―40銭から円高ドル安の、1ドル=91円34―36銭で取引されています。

◆14:15「アジア各国株式市場の下落で一段安」

 14時の日経平均は、前日比―145.23円(―1.42%)の10067.23円となっています。後場に入り、中国上海総合指数や、香港ハンセン指数などアジア各国の株価が一段安したことを受け、日経平均も下げ幅を拡大しています。また、インドが前日に金融引き締め姿勢を転換したことで、新興国の成長に対する期待が薄れ株式相場の下ブレを警戒しているようです。買い材料は目新しいものはなく、ごく一部の好業績銘柄を物色しているだけで期待されたホンダ効果も自動車株だけの上昇に留まっています。

 業種別で見ると33業種中、6業種がプラス圏、27業種がマイナス圏となっています。

 上昇率トップは、「保険(+1.37%)」、続いて「医薬品(+0.90%)」、「輸送機器(+0.75)」となっています。

 一方、下落率トップは、「海運(―3.38%)」、「不動産(―3.00%)」、続いて「非鉄金属(―2.34%)」となっています。

 個別では、グリーが前日比―110円(―2.12%)の5070円となっています。寄り付きでは5350円まで買われ上場来高値を更新しましが、その後は利益確定の売りに押されています。携帯SNS(交流サイト)の「GREE」の会員数が9月末で前年同月比+2.3倍の1512万人になったようで、同業他社のDeNAが運営する「モバゲータウン」の1510万人を上回り業界2位に浮上したようです。ちなみに業界1位はミクシィが運営する「mixi」で会員数は1741万人です。会社発表の2010年6月期単体営業利益を140億円としていますが、大手証券では175億円と予想をしていて、業績拡大期待から目標株価を6400円としているようです。

 東証1部の騰落銘柄数は、値上がり488銘柄、値下がり1084銘柄、変わらず116銘柄、出来高は概算13.2億株(前日比億株)、売買代金は9742億円(前日比億円)となっています。

 新興市場はマザーズ指数が―1.74%、日経ジャスダック平均は―0.51%、ヘラクレス指数は―0.54%となっています。

 また、アジア市場では、中国上海総合指数は―1.08%、香港ハンセン指数は―1.66%、インドSENSEX指数は―0.76%となっています。

 GLOBEX(シカゴ24時間金融先物取引システム)NASDAQ100先物は―3.75pの1716.00pとなっています。

 なお、為替市場は、後場寄りの1ドル=91円34―36銭から円高ドル安の1ドル91円12―17銭で取引されています。

◆15:15 大引け速報「幅広い銘柄に売りが出て約2週間ぶりの安値」

 大引けの日経平均は前日比―137.41円(―1.35%)の10075.05円、TOPIX(東証株価指数)は―6.68p(―0.75%)の888.80pで引けました。前場は昨晩米国で発表された消費者信頼感指数が予想外の悪化していたことで、米国に対しての輸出比率が高い電機ハイテク株に売りが出ました。昨日に好業績を発表したホンダを中心に自動車関連は好調なスタートでしたが、他の銘柄には波及しませんでした。後場に入り、他のアジア各国の株価指数が軟調なことで日経平均は一段安となりました。今週金曜の30日に、まず1回目の決算発表のピークを控え、業績を見極めたいとの見方から買いは手控えられました。

 業種別で見ると33業種中、8業種がプラス圏、25業種がマイナス圏となりました。

 上昇トップは、「医薬品(+0.79%)」、続いて「保険(+0.65%)」、「電気・ガス(+0.40%)」となり、ディフェンシブ銘柄と出遅れ銘柄が物色されました。

 一方、下落率のトップは、金利上昇で業績悪化不安の「不動産(―2.68%)」、続いて、昨日の決算発表が良くなかった「海運(―2.55%)」、原油高でコスト増不安の「石油・石炭(―1.90%)」となりました。

 個別銘柄では、ドン・キホーテが前日比+20円(+0.85%)の2370円で引けました。後場に2405円まで買われ上場来高値を更新しましたが、引けでは利食いが出たようです。景気回復に対する不安感から、消費者の低価格品嗜好する環境になっていて小売では、ファーストリテーリング、ニトリ、しまむらの株価が上昇していたことで、次の勝ち組を探す流れから、同社が物色されたようです。2010年6月決算では過去最高益を更新する見通しが出ています。

 また、任天堂、日本電産、静岡銀行、スズキ、塩野義製薬などが買われ、住友商事、GSユアサ、宇部興産、ヤフー、フジクラなどが売られました。

 東証1部の騰落銘柄数は、値上がり558銘柄、値下がり1008銘柄、変わらず122銘柄となりました。また、出来高は概算18.1億株、(前日比―1.0億株)売買代金は1兆3505億円(前日比―267億円)となりました。

 新興市場は、マザーズ指数は―2.09%、日経ジャスダック平均は―0.53%、ヘラクレス指数は―0.76%となりました。

 また、アジア市場は、中国上海総合指数は―0.69%、香港ハンセン指数は―1.66%、インドSENSEX指数は―0.42%となっています。

 GLOBEX(シカゴ24時間金融先物取引システム)NASDAQ100先物は―3.50pの1716.25pとなっています。

 なお、為替市場は14時過ぎの1ドル91円12―17銭から円安ドル高の1ドル=91円21―26銭で取引されています。

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