「20代で買ってよかった！」目利きパリジェンヌ20人の”一生もの名品”を公開

タマラ（24歳）
インフルエンサー

「数年前に、マラケシュへ行く際の空港で『シャネル』のバッグを購入。多く生産されたバッグではないから、パーティやレストランに持っていても、他の人とかぶることがないと知っていたの。デザインが気に入っている以外にも、価値が損なわれることなく、何十年も使用できるアイテムだから投資しようと思えたわ」

イリス（30代）
ジュエリーデザイナー

「投資する対象は常に、長く残すことができるジュエリー。『ヴィルティエール』のマグネティックリングはモダンでありタイムレスだから、投資する価値があると思った。ダイヤモンドのシンプルなデザインも好きだけど、ターコイズやマラカイトのプレイフルなものも気に入っているわ」

ステファニー（34歳）
アーティスティック・ディレクター

「ヴィンテージアイテムが大好きで、新品よりも購入する頻度が高く、私の手もとに来る前にどんなストーリーを辿ってきたのだろう……と想像するのが好き。30歳を迎える直前に、ヴィンテージリセールサイト『Videdressing』で『シャネル』のバッグを見つけて一目惚れ。すぐに投資することを決めたの」

アナエル（26歳）
女優、モデル

「サントノーレ通りの『ディオール』旗艦店で最近購入したの。以前からずっと欲しくて実際バッグを見たときも、もう少し考えてからにしようと思ったんだけど、やっぱり欲しくて（笑）。コインを投げて運に任せようと思ったら、表の”購入”の方が出たからその場で買ったわ！　特別なイベントなどの時にしかまだ使用していない。自分の喜びのために購入したから、見せびらかすつもりはないし、SNSに載せてないの。これから長く大切に使いたいと思ってる」

レア（30歳）
モデル

「2019年にパリで購入した『ルイ・ヴィトン』のバッグ。エレガントなデザインでありながら、本やサンダルなどを入れられる大容量な点が気に入っている。クラシックなモノグラムはタイムレスで価値が失われることがないし、レザーの質も高くて、投資しない理由が見つからなかったわ」

ダーブレイ（32歳）
ジャーナリスト

「ヴィンテージデニムと合わせてカルジュアルに仕上げたり、レザーのスカートと合わせてナイトアウト向けのルックにしたりと、さまざまななスタイルを楽しめるから気に入っている。モノクロのシンプルなデザインだから長く着用できるし、投資して良かったと思ってる」

サラ（34歳）
ブランドディレクター

「『セリーヌ』のバッグ“セーズ”。クラシックなデザインで、長年使用できるデザインだから価値が高いと感じたの」

マリーエル（24歳）
インフルエンサー

「『リーバイス』のジーンズは、トレンドに関係ないし、日々のマストアイテム。『ギャラリー ラファイエット』のセカンドハンドコーナーで購入したの」

アナイス（30代）
教師

「ハットコレクターの私にとって、数年前に購入したラズベリー色の『エマ ブレーウィン』は最も良い投資のひとつ。ふわふわですっごく気持ちよくて、エシカルな生産に注力したフォーファーの素材。リアーナが同じものを被っていたのだけれど、私の方が先に見つけたわ（笑）」

セリーヌ（33歳）
デザイナー

「ブリュッセルでヴィンテージショップ巡りをしている時に偶然見つけた、ノーブランドのジャケット。フィット感やシルエットが美しくて、一目惚れしちゃった。タグがついていないからデザイナー名は分からないけれど、またそれが神秘的で惹かれたの」

ジェラルディーヌ（40代）
ファッションコンサルタント

「長年夢見ていた『エルメス』の“ケリー”バッグ25cmのタデラクトレザーをパリの本店で購入。タイムレス＆アイコニックなモデルだし、長く使えるアイテムだけに投資したいと思っている私にとって、人生で一番良い買い物だったと思っている」

エカテリーナ（30代）
バイヤー

「以前から欲しかった『メゾン マルジェラ』の“タビ”ブーツ。購入した当初は、コロナ禍の最初の厳しいロックダウン下にあって、いつコロナが終息するのか、これを履いて出かけられる日が来るのか分からなかった。けれど、自分の喜びのために購入しようと決めたの。今でも見る度に、未来は常に不安定で不確定であるけれど、希望と人生の美しさは見つけられるという、コロナ禍に学んだ大切なことを思い起こされる。どんなスタイルにも合わせやすいカラーだし、レザーの質も最高！　『メゾン マルジェラ』のヴィンテージアイテムがもっと欲しくて、『RareClothesParis』で新しいアイテムをリサーチ中」

エステル（40代）
ショップオーナー

「セカンドハンドで購入した『エルメス』の“ケリー”バッグ。私よりもずっと年上のバッグに敬意を払っているし、とても気に入ってる。使い込んだ風合いが好きなので、ブランドのバッグは新品ではなくヴィンテージショップやオークションハウスで購入することが多いわ」

アレクサンドル（30代）
バイヤー

「フランス発の新進ジュエリーブランド『アエレア』は、リサイクル素材を使ったサステナブル、ユニセックス、シーズンレスなアイテムを提供している。ミニマリスティックなデザインアプローチと、品質の高さ、3Dプリントを使った独特のフォルムが気に入っている」

レナータ（32歳）
MD

「タイムレスな『シャネル』のバイカラーシューズを、モンテーニュ通りのブティックで購入。ジーンズを主役にした普段のカジュアルルックにも合うし、とっておきのドレスを着て出かけるディナーの際にも重宝しているわ」

リディア（29歳）
エディター

「昨年の夏に『ロエベ』のパズルバッグに恋をしちゃった！　ファッション業界人にとってマストアイテムになってるから、人と被るのはどうかなと思ったのだけれど……。ライトオリーブの色とフラワー刺しゅうの数量限定のデザインを見つけて、特別なデザインのユニークさに惹かれて、思い切って購入」

リリー（39歳）
ジャーナリスト

「2006年に購入した『エルメス』“ケリー”のクラッチバッグ。そのころ、永遠に使える“大人なクラシック”を探していたの。購入してから途中の数年間はクローゼットの中で眠っていたとはいえ、どんなスタイルもグレードアップしてくれるこのバッグに投資したのは、後悔ない決断だったと思える」

ロッティ（32歳）
ジャーナリスト

「パリのヴィンテージショップ『Thanx God I'm a V.I.P.』で購入した『ティエリー ミュグレー』の赤のジャケット。美しいシルエットと良質さに惹かれたの」

美佳（20歳）
モデル

「日本のオンラインオークションサイトで購入した『エルメス』の時計。両親からの誕生日プレゼントとしてもらってから、5年くらいずっと着用している。サステナビリティを大切にしている私にとって、セカンドハンドのアイテムを贈られたことが嬉しい」