HVMドメインのシリアルポートを読む

xxx.hvmというHVMドメインの起動用コンフィグファイルには、デフォルトで

serial='pty'

という設定があり、/dev/pts/n(毎回変わる番号)にシリアルポートがリダイレクトされます。
をれをminicomとかで読みにいけばシリアルコンソールが操作できます。


ただし、/dev/pts/以下の番号がゲストを起動するたびに変わってしまうのでロギングをする時には都合が悪い。
そこで、どうにか毎回同じところを読みにいけばデータが取れるようにする方法を調べました。


で、結果としては

serial='tcp::10000,server,nowait'

というように設定してやれば

telnet localhost 100000 > hoge.log
とか
xencons localhost 100000 > hoge.log
#こちらの方法だとドメインを消してもブロックしたままになってしまうのが難

というようにデータが読み出せると分かりました。


ちなみに、xxx.hvmファイルに書いた内容は、HVMドメインを動かしているqemu-dmというコマンドにそのままパラメータとして渡されるようなので
http://www.h7.dion.ne.jp/~qemu-win/qemu-doc-ja.html#SEC10
にあるパラメータを渡してやるよう書けばいろいろとカスタマイズできそうです。


#追記
別に何も設定を変更せずに

xm console ドメイン名 > hoge.log

とかで行けました。
まっ、いろいろ分かったからいっか。ということで。