オリックスは指名した5選手全員が投手だった。岡田彰布監督(51)の意向を受けて、左腕中心の方針を固めていた。1位の日本文理大・古川秀一(4年)をはじめ3位の敦賀気比・山田修義(3年)4位のBCリーグ福井・前田祐二(23)5位の日本通運・阿南徹(25)と4人が左腕。2位の日立製作所・比嘉幹貴(26)は現在の1軍にはいないサイド右腕だ。

 岡田監督は「最初からとにかく左を取るつもりだった。点数は90点くらいかな。ほしい野手がいたけど取れなかったから」と満足そうに会場を引き揚げた。育成ドラフトには参加しなかった。