金沢工業大学

金沢工業大学がポピュラーミュージックの第一級コレクション「福田一郎コレクション展~FUKUDA HOUSE」を開催

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金沢工業大学では、日本を代表する音楽評論家・故福田一郎氏のコレクション展を11月7日(土)~25日(水)の期間、金沢工業大学ライブラリーセンター1階展示室で開催する。また、オープニングセレモニーならびに報道関係者を対象にした内覧会を、11月6日(金)14時から、本コレクション展のスーパーバイザーをつとめた立川直樹氏も出席して行う。

 本コレクション展は、スティーヴィー・ワンダーのゴールド・ディスクやボン・ジョヴィのプラチナ・ディスク、ジャズ・ミュージシャンのマックス・ローチ(ドラム)のサイン入りLP、さらにはマイケル・ジャクソンのデンジャラス・ツアーパンフレット、ジョン・デンバーやエリック・クラプトン、ブリトニー・スピアースとのプライベート写真など、数々のアーティストと交流を深めた福田氏ならではのポピュラーファン垂涎の音楽遺産が展示される本邦初の展覧会だ。

●「福田一郎コレクション展~FUKUDA HOUSE」
 開催日時:2009年11月7日(土)~25日(水) 
       月曜~土曜 9時~17時/日曜・祝日10時~16時 
  会 場 :金沢工業大学ライブラリーセンター1階展示室
 入場無料

*11月6日(金)14時から、報道関係者を対象に内覧会を実施する。

■「福田一郎コレクション展~FUKUDA HOUSE」について
 この展覧会は、2003年に急逝された我が国の洋楽評論の草分け的存在であった音楽評論家、故福田一郎氏が生涯をかけて収集したレコードやCD、コンサート・プログラム、雑誌・書籍などを公開し、氏の業績を示すものとなっている。

 生前は毎年のように金沢工業大学ポピュラー・ミュージック・コレクション(PMC)※を訪問され、多数の貴重なレコードや書籍などをご寄贈頂くなど、PMCの活動にご支援を頂いた。
 
 福田一郎氏には法定遺産相続人がいなく、その財産の中で音楽に関する文化的資料の散逸を危惧した音楽評論家の湯川れい子氏や立川直樹氏など多くの音楽関係者がその保存を訴え、レコード会社各社の協力を得て、2006年9月に金沢工業大学に寄贈された。レコードやCDなど、寄贈されたのは54,618点、ダンボールにして500箱を超える。

 奇しくも氏の7回忌にあたる今年、ご寄贈品のデータベース化がすべて完了し、コレクション展を開催する運びとなった。
 本コレクション展「FUKUDA HOUSE」の基本構想は本学建築系学生が担当した。福田一郎氏のご自宅の部屋に見立てた空間で寄贈遺産の一部を展示する。


*なお、寄贈品には、レコード会社より氏へ提供されたサンプルレコード(貸与)が多数含まれており、本学へ寄贈される件につきまして、レコード会社各社(19社)よりご賛同賜りました。


※PMCについて
 平成4年開設。約20万枚ものレコードを所蔵する世界でも類例のないポピュラーミュージックの総合ライブラリーです。扇が丘キャンパス ライブラリーセンター3階にあり、一般の方もご利用いただけます。(平日 9時~19時30分 土曜日 9時~17時 日曜祝日休館)

▼本件に関する問い合わせ先
 金沢工業大学 広報課
 石川県石川郡野々市町扇が丘7-1
 TEL: 076-246-4784
 E-Mail: koho@kanazawa-it.ac.jp