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マフィアとルアー (講談社BOX) 単行本(ソフトカバー) – 2006/12/4
TAGRO
(著)
待望のオーサーズカット版ついに完成! 青春の出会いと別れを独特の繊細なタッチでTAGROが描き切る傑作短編集! 単行本未収録作品『モノレエル』を加えたオーサーズカット版!
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2006/12/4
- ISBN-104062836068
- ISBN-13978-4062836067
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2006/12/4)
- 発売日 : 2006/12/4
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 208ページ
- ISBN-10 : 4062836068
- ISBN-13 : 978-4062836067
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,673,157位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 224位講談社BOX (本)
- - 523,403位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年9月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
甘酸っぱい青春という言葉手は片づけられない内容。青春には間違いないんだけども、精神疾病と長らくお付き合いがある自分としてはかなり刺さる、相手をより理解しようとするあまり傷ついていく主人公たちが織り成す短編集。買いです。
2011年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前から内容の(良い)評判を聞いていたので、文庫化の機会に初購入。読むのも初めて。
表紙の女の子もかわいかったし。
読んでみての感想。
僕が強調したいのは、読後感もさることながら、読中の感想です。
すべてのコマで、登場人物の表情描写が絶妙なのだ。
表情と吹き出しのコマ、表情だけのコマ、表情を映さないコマ、
それらすべてが登場人物の感情を表し/表さず、またその表象と吹き出しとの関係が「今を生きた人間の断片」を浮き上がらせる。
それは、当年とって19の僕には、何より救いでした。
青春の澱、とは著者の談ですが、この酷く模糊とした表現が、本書にも、そして現在の僕の状況にも、ぴったりと嵌る感覚。
本書のどの主人公も、直向きでないにせよ前向きで、前向きでないにせよ直向きで、
そんな人間が、確かに生きていたという事実。(TAGRO的な意味も含め)
恐らくこれが肯定の物語となって、僕を救われたような心持ちにさせたのだろうと思います。
このページを見ている、このレビューを見ている方は、何かしら本書に引っ掛かるところがあって、そうしていることと思います。
特に、同世代の人。(これをどう取るかはお任せします)
本書は、間違いなくその引っ掛かりの一端を解消するでしょう。
装丁について。
文庫本なので、片手に収まります。
そしてこの密度。物凄く心地良いアイテム感です。
ただ一点、本体とカバーが擦れてキュッキュいいます。若干の生理的嫌悪を感じました。
僕はカバーを外して読みました。
結果、読みながらカバーの女の子も見れて、皮脂からも守れて、一石三鳥!
でも次からは改善してくれると助かります。ここで言うことでもないけど。
そんなこんなで、宝物になるべき一冊です。
表紙の女の子もかわいかったし。
読んでみての感想。
僕が強調したいのは、読後感もさることながら、読中の感想です。
すべてのコマで、登場人物の表情描写が絶妙なのだ。
表情と吹き出しのコマ、表情だけのコマ、表情を映さないコマ、
それらすべてが登場人物の感情を表し/表さず、またその表象と吹き出しとの関係が「今を生きた人間の断片」を浮き上がらせる。
それは、当年とって19の僕には、何より救いでした。
青春の澱、とは著者の談ですが、この酷く模糊とした表現が、本書にも、そして現在の僕の状況にも、ぴったりと嵌る感覚。
本書のどの主人公も、直向きでないにせよ前向きで、前向きでないにせよ直向きで、
そんな人間が、確かに生きていたという事実。(TAGRO的な意味も含め)
恐らくこれが肯定の物語となって、僕を救われたような心持ちにさせたのだろうと思います。
このページを見ている、このレビューを見ている方は、何かしら本書に引っ掛かるところがあって、そうしていることと思います。
特に、同世代の人。(これをどう取るかはお任せします)
本書は、間違いなくその引っ掛かりの一端を解消するでしょう。
装丁について。
文庫本なので、片手に収まります。
そしてこの密度。物凄く心地良いアイテム感です。
ただ一点、本体とカバーが擦れてキュッキュいいます。若干の生理的嫌悪を感じました。
僕はカバーを外して読みました。
結果、読みながらカバーの女の子も見れて、皮脂からも守れて、一石三鳥!
でも次からは改善してくれると助かります。ここで言うことでもないけど。
そんなこんなで、宝物になるべき一冊です。
2023年11月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
漫画表現は面白いが、ストーリーが20歳前後の感性でその年代を越してしまったからかあまり刺さらなかった。表題作は終わった恋愛関係を勝手に美化する若い男性の話だった。
2014年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんといっても表題作が出色の出来。
物語の構成と内容がこれほどマッチした短編はそうあるものではない。
その後のヒット作もむべなるかなという作者の力量を確認できる一篇である。
物語の構成と内容がこれほどマッチした短編はそうあるものではない。
その後のヒット作もむべなるかなという作者の力量を確認できる一篇である。
2016年8月6日に日本でレビュー済み
この本のせいで人生が変わってしまった。
何もかも信じられなくなった時は、心穏やかにするために何度も読みなおし、写経のように書き写す…。
作者の天才め!
何もかも信じられなくなった時は、心穏やかにするために何度も読みなおし、写経のように書き写す…。
作者の天才め!
2004年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
理解していたと思っていた人に別れを告げられたことと、理解できない人種の人と通じあえたこと。それぞれの場面の描き方のみならず、この対比が秀逸。そうさ、フラれたなんてルアーを引っ掛けて失くしたのと一緒だ!でもわかりあえた瞬間は嘘じゃないんだ!!
2003年9月10日に日本でレビュー済み
宇宙賃貸サルガッ荘でおなじみ(?)のTAGRO氏の名作短編集。
「YOUNG KING OURS」等に掲載された短編が収録されています。
表題作の「マフィアとルアー」は特に良いです。オススメですよ!
そこの漫画好きを自負するあなた!TAGRO氏の巧さに唸って下さい。
彼はもっと評価される漫画家でなくてはいけない。
とにかく読め!読んで唸れ!
「YOUNG KING OURS」等に掲載された短編が収録されています。
表題作の「マフィアとルアー」は特に良いです。オススメですよ!
そこの漫画好きを自負するあなた!TAGRO氏の巧さに唸って下さい。
彼はもっと評価される漫画家でなくてはいけない。
とにかく読め!読んで唸れ!
2011年9月14日に日本でレビュー済み
薄い。
人間の深みを描いているというよりは、
漫画的なキャラクターを深くして描いたという印象。
人間描くなら、もっと細かく、深く、繊細に描いて欲しいし、
漫画的なキャラクターを描くなら、もっとキャラクターに魅力を持たせて欲しかった。
どうも中途半端。
人間の深みを描いているというよりは、
漫画的なキャラクターを深くして描いたという印象。
人間描くなら、もっと細かく、深く、繊細に描いて欲しいし、
漫画的なキャラクターを描くなら、もっとキャラクターに魅力を持たせて欲しかった。
どうも中途半端。