マンU、チェルシー快勝、アーセナルは痛恨ドロー/プレミアリーグ第31節
27日に行われたプレミアリーグの試合で、ミッドウィークにCL準々決勝を控えるビッグ3のうち、チェルシー、マンUは勝利、アーセナルはドローとなった。

アウェイのマンチェスター・ユナイテッドは火曜日のバイエルン・ミュンヘン戦を前に、万全ではないルーニー、ファーディナンドを休ませ、パク・チソンとキャリックはベンチスタートで臨むと、序盤は手こずったものの、相手オウンゴールで先制。後半にはベルバトフの2ゴールなどを加え、終わってみれば4−0の快勝だった。

チェルシーはホームでアストン・ヴィラと対戦、フランク・ランパードがPK2点を含む4ゴール、マルダ2点にカルーもゴールを決めて、7−1と大勝。ヨーロッパカップ圏内を目指すヴィラにとっては、屈辱的な敗戦となり、ヴィラのDFジョン・コリンズは試合後トゥイッターに、「ヴィラのファンにはおぞましいパフォーマンスを見せてしまう本当に本当に申し訳ない。こんな試合のあとでフットボーラーなんて名乗るのは恥ずかしい限りだ。ごめんなさい」と書くほどだった。

一方、アーセナルはアウェイでバーミンガム相手に自慢の攻撃陣が不発。ようやく途中出場のナスリが81分にミドルシュートを沈めて先制するが、バーミンガムも途中出場のフィリップスがロスタイムに幸運な同点ゴールを決めて1−1のドローだった。

これで首位マンチェスター・ユナイテッドは勝ち点72、チェルシーは1ポイント差の2位、アーセナルは首位との差が4ポイントに広がった。

また、FAカップのベスト4同士の対戦では、トッテナムがクラウチとクラニチャルのゴールでポーツマスを2−0で下し、勝ち点を58に伸ばして4位をキープしている。

その他、ハル・シティはフラムに2−0、ストークはアウェイでウェストハムに1−0、ウルヴス対エヴァトンは0−0だった。