写真プリントサービスに見る提供サービスとニーズの乖離(私見) | ビジネスに効くクスリ

写真プリントサービスに見る提供サービスとニーズの乖離(私見)

先日、デジカメで撮った画像を店頭の写真プリントサービスにてアウトプットしようとしたときに感じたこと。それはデジカメやケータイで撮った画像もいろんなプリントサービスに対応してほしいということ。
何年ぶりかでプリントサービスを使ったので知らないことも平気で書きます。
なので、ワタシが知らないだけってことも書くかもしれません。その点はご容赦ください。

撮った写真を持ち歩きしやすいようにカードとか名刺のようなコンパクトサイズへのプリントを希望していたワタシは、店頭のサンプルにあったカードサイズのような用紙へのプリントを希望し、足を運んだわけです。
でも、店頭のマシンではできなかったため、カウンターでお願いしようとした。
すると、デジカメからのアウトプウトはL版かハガキサイズのようなもの、あるいはもう少し大きなサイズのものしか扱ってもらえないことが判明。
原因は画像サイズの問題のようなことを説明されたと思う。

オシャレな感じのカードタイプのものやポラロイドカメラ風の用紙へのプリントはデジカメではなく、フィルム対応のみだったのだ。う~ん、L版がイヤなので他のサイズをと思ってたのだが、正直ガッカリとしてしまった。
アナログでしっかり写真を撮る方にとってはむしろ大きなサイズでアウトプットしたりするのが良い気がするが、デジカメやケータイで撮った写真は撮ったり見たりする行為が手軽というかカジュアルなので、名刺サイズのようなカードタイプの用紙、ポラロイド風の用紙、はたまた小中高生を考えて、プリクラよろしくシールタイプのアウトプットなど、デジカメやケータイで撮った写真こそ、気軽に持ち歩いてもらえるような対応をしてほしいものだ。

数年前から写真をプンリトアウトする人は激減している。撮ったらパソコンかケータイかメディアの中で眠ってしまうことの方が多い。気軽に撮れる代わりにアウトプウトはせず撮った分だけ保存しっ放し。Web上に保存することも増えて、ますますプリントサービスは苦戦を強いられている。
こうした現状を鑑みて、各社ともケータイから撮った写真を送ってフォトブックを作ったりできるサービスを提供するなど、眠っている写真をなんとか世に送り出そうと試みている。
また、写真が○○に変わるというサービスも多い。
・カレンダー
・似顔絵
・フォトブック
・Tシャツ
・マグカップ

確かにこの市場を創出しなければならないのは理解できるが、デジカメやケータイで撮った写真をアウトプットするのに、サイズが大きくなるばかりで、小さくかわいくという選択肢はお持ちじゃないようだ。間違ってたらスミマセン。

でも、気軽に持ち歩きたいとか、コンパクトに持ち歩きたいと思うニーズは必ずあるんじゃないかな。ワタシは個人的にはカジュアルに持ち歩きたいので名刺サイズやカードサイズでプリントできれば申し分ないのです。

今度違うお店に行ってみよう。
すでにそういうのも対応しているところがあったらごめんねごめんね~。