Macユーザーには、大きく分けて2種類います。仕事で使う人と趣味で使う人です。
デザイナーさんや出版関連でMacを使っている方にとって、Macは仕事をするための「道具」であり、Macを使うのはいい仕事をするための「手段」です。効率よく仕事ができるかどうかが全て。できなければ、もっと使いやすい道具(例えばWindows)に取って代わるかも知れません。
対してMacを趣味で使っている方にとって、Macはそれ自体が「楽しみ」であり「目的」です。Macを触っているだけで幸せになれる人種です(僕も含め)。
仕事でMacで使う場合、求めるのは「Macという道具を使うことでいかに仕事がはかどるか」ということです。そこで重要になってくるのは、Macという「道具」を効率よく使いこなす方法とトラブルが発生した場合のリスクマネジメント。
でも仕事が忙しすぎて、道具の使い方とメンテナンスには時間をかけられない! そんな方にオススメする、仕事でMacを使う時に気をつけるべき7つのことです。
・ショートカットを覚える
作業をいちいちメニューから選んでいては時間の無駄。よく使う作業はショートカットを体に覚え込ませましょう。メニューで右側に書いてあるのがそう。それ以外もヘルプで「ショートカット」で検索すると出てきます。
・マウス、キーボードは純正以外を使う
付属しているから、といういう理由で純正のキーボードとマウスを使っていませんか?サードパーティー製の複数ボタンつきマウスなら、ボタンに作業を割り当てることでショートカットより早く操作することが可能になり、効率化が図れます。例えばこんな風に。
なお、マウス、キーボードは好みがありますので、実際にデモ機のあるお店に出向いて触ってみることをオススメします。純正が一番使いやすいとは限りませんよ。
・ネットを活用する
インターネットが当たり前のこの時代、ネット検索を活用しましょう。Googleで「○○(アプリ名) 便利」で検索すると便利な使い方情報がヒットします。
・デュアルモニター化する
現行のMacはデュアルモニタが可能。デュアルモニターの快適さは、例えるなら仕事机がもう一脚増えるようなもの。めちゃめちゃ使いやすくなりますよ。
・バックアップは必須
ハードディスクは明日壊れるかも知れません。個人のデータ消失は悔やむだけですが、仕事のデータ消失は取引先を巻き込んでしまい、最悪仕事がなくなるかもしれません。面倒なバックアップ作業も、OS10.5以降なら 「Time Machine」で効率化ができます。
・日々のメンテナンス
定期的にアクセス権修復、セーフブートで未然にトラブルを防ぎましょう。くわしくはこちらの記事を参照ください。
・トラブった場合の連絡先を紙で残す
Macが起動しなくなったらネットで調べることができません。トラブった場合の連絡先(アップルのサポートダイヤル、購入店のサポートダイヤル、詳しい友人の連絡先など)を紙に書いて残しておきましょう。
パソコンは、トラブったときになにもできなくなる可能性が高いですし、バックアップをとっていたとしても、復旧に時間がかかる場合があります。仕事の重要度によっては、中古でもいいのでMacをもう一台用意して同じ環境を作っておくと、仕事が止まることなく安心です。
(ドサ健)