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BOTANISTのフラッグシップショップ「BOTANIST Tokyo」に行ってきた

最近ドラッグストアでは、シャンプー売場にボタニカル系の商品がかなり増えてきた。

 

既存のブランドからボタニカルのラインが出たり、新しいブランドもいくつか見られるように。

ボトルもアレコレ書かれておらずかなりシンプルでお風呂場を選ばない感じ。

 

いかにBOTANISTが業界に影響を与えたかを示している。

ライフスタイルに植物を取り入れるという市場がここまで拡張するとは多くの人が思っていなかっただろう。

 

そのBOTANISTだが、定期的に季節の企画品を出して売り上げの波を作りつつも、マスを打たずに売り上げも安定してきた。

そして今度は、7月に原宿でBOTANISTのフラグシップショップ BOTANIST Tokyoをオープンさせた。

どんなショップなのか見てきた。

原宿ラフォーレから徒歩3-4分ほど。

 

BOTANISTだけでなく、LOVE YOUR SKIN、diem、FULLERY BOTANICALなどI-neの各種商品も置かれている。

I-ne自体が全体的にパッケージがシンプルで、自然な感じ、ユニセックスで人や場所を選ばない商品が多いのだな。

Instagram映えする商品の見せ方。

白を基調とした店内と、草木をうまく使ったオーガニックな内観。

Instagramから逆算して、どの部分を切り取られてもオシャレで世界観を損なわないように設計しているのかな。

 

1階はショップ、2階はCafe。

場所が原宿なので、来店するお客さんも10-20代の若目が多い。

大学生カップルや、20代の女性が散見された。

 

ここでバカ売れするというものではないが、BOTANISTの世界観を体験したり、I-neの各種商品を知り、クロスセルを促す目的なのだろう。

オープン前もInstagramへ投稿を促すキャンペーンを行うなど、すべての施策のKPIをInstagram投稿に割り切っているということは、BOTANISTにとってInstagramへの投稿が売り上げと大きく関係していると把握してからではないか。

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Profile

 

千田 智治
Tomoharu Senda

 

広告会社 勤務
ストプラ・デジタル

 

三児のパパ

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