リヴァプールとフラム、陸路で移動開始
ヨーロッパリーグ準決勝のファーストレグが共にアウェイゲームとなったリヴァプールとフラムが、陸路での移動を開始した。

22日の試合に向けて、当初は21日に出発の予定だったが、アイスランド火山噴火による空港閉鎖が英国ではいまだに続いているため、一日早い20日に電車とバスを利用して現地へ向かった。

リヴァプールはフラムよりも長いマドリードへの旅となったが、南フランスのボルドーまで列車を3つ乗り継いで、そこから飛行機でマドリード入りする。途中パリで1泊するという。

ベニーテス監督は、「アトレティコ戦には勝ちたいと思っている。(長時間の移動が)彼らのアドバンテージになるとは思わない。試合に備える時間が十分あるからね」と話したが、アウェイに応援に来るファンについては、「我々の旅程は非常によく考えられていたが、ファンたちが来られないとしたら残念だ。アウェイに行ってもいつもすばらしいファンの後押しがあるが、今回はどうなるかわからない」と話した。

リヴァプールよりは距離が短いハンブルクへ向かうフラムはプライベートジェットを利用するという計画を断念、英仏海峡トンネルを列車で越えたあとは、バスで移動することになり、到着まで12時間ほどかかるという。なお、フラムのファンは2500人ほどがハンブルク入りすると見られている。