こんなことがあったんだ・・
山梨医科大学が山梨大学に統合されて、山梨医科大学が使っていたドメインが、ぜ~んぜん関係ない(取得の資格もない)人に渡り、加えてそのドメインが成人向けサイトとして、運用されていたと。
情けなさすぎで、笑っちゃう話だけど、これは世界的な問題だけれど、ドメインの管理って、乱れてるんだよね。
ちゃんと使えばそれだけで、それなりの働きもすると思うのだけれど、現状ではもうそれを治すことは、リセットしちゃうしか手はないぐらいひどいありさま。
で、総務省が要請という形で、ちゃんとやれと言ってるというお話。
なお、原文はこちらです。
株式会社日本レジストリサービスに対する「.jp」ドメイン名の管理・運用に係る措置(要請)
総務省
総務省は、本日、株式会社日本レジストリサービス(JPRS)に対し、我が国の国別トップレベルドメイン名である「.jp」の管理・運用が適切に行われるよう要請しました。
1 経 緯
旧山梨医科大学(※)がかつて利用していたドメイン名「yamanashi-med.ac.jp」について、本来「ac.jp」ドメイン名の資格要件を満たさない者を登録してしまい、成人向けウェブサイト開設のために利用されていた事案がありました。
「.jp」ドメイン名を管理・運用しているJPRSでは、同社の「属性型(組織種別型)・地域型JPドメイン名登録等に関する規則」において、「ac.jp」ドメイン名は高等教育機関等のみが登録できるものとして資格要件を定めています。
本事案は、「ac.jp」の登録に当たって申請者が資格要件を満たすかどうかの確認漏れがあったものです。
(※)旧山梨医科大学は平成14年に山梨大学の医学部として統合。
2 措置内容等
インターネットの利用者は、政府機関等を示す「go.jp」や高等教育機関等を示す「ac.jp」等のドメイン名を信頼して情報にアクセスしているものであり、公共性の高い「.jp」ドメイン名に対する信頼性の確保は、安全かつ円滑なインターネットの利用のために必要不可欠であることから、総務省としては、本日、JPRSから、本事案の原因と再発防止策の取組状況について報告を受けるとともに、同社に対し、「.jp」ドメイン名の信頼性確保のための一層の取組を要請しました。
以上
まぁ、でもね。
この酷さは、世界的なお話なのね。
だから日本から直していこうよというのなら、話はわかるのだけれど、これはいまからちゃんとするには、相当な労力がかかると思うよ。
どんどん訳のわからんドメインができてくるし、それらは迷惑メールの温床となっていることもあるし、直さなければならないだろうと思う、インターネット上の問題だね。
今回はこんな話が露見したけれど、それでもまだ日本はまともにやっている方ではあるのだが、レジストラが送ってくる案内の中には、見ただけでは見分けができない、そんなドメインいらねーよってのばかりだと思うんだな。
商売のことばかりじゃなくて、少しは考えろよと言いっておく。
少なくとも ac.jp だからね。
これは日本の大学に限られて付与されるドメイン。
普通の .jp ドメインは誰でもお金払えば取れるけどね。(空いてれば)
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。