湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ

2009年05月14日 | ラヴェル
○マテラッシ(Vn)ダラピッコラ(P)(stradivarius)1958/4/28フィレンツェ・CD

1、4楽章など技術的にやや不安定なところもあるが、おおむねオーソドックスで楽しめるソリスト。50年代らしいオールドスタイルなフィンガリングに音色もまじえるがそれほど際立たず、かといって無個性でも無機質でもない。悪く言えば半端かもしれない。ダラピッコラのピアノはそつなく、難しい曲も簡単に聴こえる。はっきりした発音だが特にタッチに繊細な配慮があるでもなく無造作と言うほど下手でもなく、デュオとしてはあっているのかもしれない。アグレッシブさはあり、オーソドックスに楽しめる演奏。モノラル。わりと柔らかい音で聴きやすい。

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