公益通報者保護法ができた当時の
ガイド的な入門書。その後大きい
改正もあったので補う必要がある。
スタートのときの理念や背景が理
解できて深い勉強に役立ちそう。

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内部告発と公益通報: 会社のためか、社会のためか (中公新書 1837) 新書 – 2006/3/1
櫻井 稔
(著)
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牛肉産地偽装、自動車メーカーのリコール隠し、警察の公金不正流用、建設業界の官製談合……官民問わずに不祥事が続いている。そしてこれら事件の多くは、関係者による内部告発がきっかけとなって明るみに出ている。内部告発はどのようなメカニズムでなされるのか。告発者の心理、告発された組織からの報復等、そのプロセスを解説するとともに、二〇〇六年四月施行の公益通報者保護法が社会に与える影響を考察する。
- ISBN-104121018370
- ISBN-13978-4121018373
- 出版社中央公論新社
- 発売日2006/3/1
- 言語日本語
- 本の長さ210ページ
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2006/3/1)
- 発売日 : 2006/3/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 210ページ
- ISBN-10 : 4121018370
- ISBN-13 : 978-4121018373
- Amazon 売れ筋ランキング: - 840,619位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,911位中公新書
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- - 81,191位ビジネス・経済 (本)
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2012年5月18日に日本でレビュー済みAmazonで購入内部通報、内部告発等になりそうな問題にぶち当たった人や、その様な事柄に仕事で関わりそうな人が読むと良い本だと思います。
公益通報者保護法の施行に合わせて発刊され、かつ国内外の内部告発の具体的事例も書かれているので、様々な視点から勉強になると言えますし、
法律の専門家ではない分、一般人が読んでも分かりやすい書き方になっているので、入門書、教科書として万人にお勧めできます。
- 2006年4月22日に日本でレビュー済み冒頭に内部告発の定義があり、前半は内部告発の事例、後半に06年4月施行の「公益通報者保護法」の重要な部分についての逐条的解説、簡潔かつ丁寧にまとめた感じの本。内部告発に関係する者はとりあえず本書を読んで同法や内部告発の概要を知りなさい、という感じだ。よく新法が出ると、お役人が法律の逐条解釈した本を出してるが、後半はそんなのに似ているかも。教科書的で、縁がない人が読んでもそんなには面白くないかも知れない。
ただ、最後にサービス残業など(著者は元労働基準監督官)、現実に適用できるか二の次で作った「守れない法律」が我が国には多く、遵法意識を歪め、本法の活用もうまくいかないし、法律と現実社会をよく突き合わせるべきとするなどいくつかの提言は面白く、傾聴できる。
- 2007年3月28日に日本でレビュー済みAmazonで購入そもそも内部告発の定義は?、歴史的には?、不正が行われるメカニズムは?、最近の事例は?、告発する前に考えるべきことは?、など、網羅的で非常にバランスがよく読みやすい。事例の羅列や著者の主張に終始するなんてこともなく読者にわかりやすく誤解のないよう説明するという書き方になっている。良心的な内容で説明も上手い。もちろん公益通報者保護法の条文も載っている。関連法令名一覧以外の索引はないが、目次を頼りにすれば知りたい内容に一瞬でたどり着ける作りになっていることも有難い。
専門的な法律議論や組織ぐるみの不正以前の未熟な組織は対象外のようだけど、200ページ程度でそこまで求めるのは酷だろう。「内部告発は割に合わない。だけど…」「経営陣やマスコミどころか監督官庁や裁判所もあてにならないかも…」という旨は当り前の指摘でありながら考えさせられた。僕が今までに読んだ4or5冊の中では一番のお薦めです。
僕は立ち読みせずにいきなり買ったんだけど、立ち読みするなら3ページちょっとの「はじめに」を読めば本書の良さは推測できるでしょう。大学1年生の教科書としてよさげと書いたものの、学生さんにとっては興味をそそられないものかもしれない。