○オーリアコンブ指揮フランス国立放送フィル管弦楽団(STEF)live・CD
放送音源か劇場ライヴ音源と思われるモノラル録音。トラックの別け方が乱雑だが、CDアルバム一枚の連続として聴くぶんにはほぼ支障ない。ちなみにSTEFなるレーベル?は何枚か組のフランスで制作された「ロマン派以後の音楽史」教育用CDらしい。組ものとは別に解説書のようなものもあったようだが未見。そもそも廉価盤として一斉に出て後殆ど流通しなかった。オーリアコンブは古典のイメージがあるが活動時期が短く一部マニア以外には余り知られていない。が、ライヴでは結構やっていたんだな、と思わせる演奏。最初からリズムがズレているのは恐らく舞踊を意識した意図的なもので、品を感じさせるがどことなく独特でもある。だから面白く清新に、この手垢塗れの曲を聴きとおせる。音は澄んでおり割と重量感もある。技術的にはけして物凄く高くはないとは思うが(ライヴだからね)安定感がありスピードも保たれ聴きやすい。結構いい演奏だと思います。フランスの演奏家にはロシアものが似合う。○。
放送音源か劇場ライヴ音源と思われるモノラル録音。トラックの別け方が乱雑だが、CDアルバム一枚の連続として聴くぶんにはほぼ支障ない。ちなみにSTEFなるレーベル?は何枚か組のフランスで制作された「ロマン派以後の音楽史」教育用CDらしい。組ものとは別に解説書のようなものもあったようだが未見。そもそも廉価盤として一斉に出て後殆ど流通しなかった。オーリアコンブは古典のイメージがあるが活動時期が短く一部マニア以外には余り知られていない。が、ライヴでは結構やっていたんだな、と思わせる演奏。最初からリズムがズレているのは恐らく舞踊を意識した意図的なもので、品を感じさせるがどことなく独特でもある。だから面白く清新に、この手垢塗れの曲を聴きとおせる。音は澄んでおり割と重量感もある。技術的にはけして物凄く高くはないとは思うが(ライヴだからね)安定感がありスピードも保たれ聴きやすい。結構いい演奏だと思います。フランスの演奏家にはロシアものが似合う。○。