湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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アレンスキー:24の小品 op.36~Ⅲ、Ⅴ、ⅩⅡ、ⅩⅤ

2009年06月10日 | ロシア・ソヴィエト
○作曲家(P)(marston)1894/11/25、12/20モスクワ他録音・CD

言葉をまじえた一連の独奏曲録音の一つ。このあたりの曲になると一部面白みが見えてくる。正確には「24の性格的な小品」、やはりショパンやリストなど伝統のピアノ詩曲の影響は強い。演奏的には不安的なところもある。これは演奏様式の問題でメロディにかかる過剰に細かいテンポ・ルバートは19世紀の時代がら仕方ないだろう。腕は正直専門ピアニストのレベルではない。タネーエフと比べると顕著である。録音は3(夜想曲),12(間奏曲ヘ短調)が11月モスクワ、5(慰め)が録音年月場所不明、15(森の中のロシアの踊り)が結構面白い曲で12月モスクワ録音である。
The Dawn of Recording - The Julius Block Cylinders / Various Artists

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