メディアや政治家が語っている日本が抱える問題らしきモノが如何に薄っぺらく既得権にしがみついたモノなのか
しかし同時に自分が今何をしなければならないのかを考えさせられました。
この目眩がする程複雑怪奇な日本の難点が深く語られた一冊でした
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日本の難点 (幻冬舎新書 み 3-1) 新書 – 2009/4/15
宮台 真司
(著)
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- ISBN-104344981219
- ISBN-13978-4344981218
- 出版社幻冬舎
- 発売日2009/4/15
- 言語日本語
- 本の長さ286ページ
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登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2009/4/15)
- 発売日 : 2009/4/15
- 言語 : 日本語
- 新書 : 286ページ
- ISBN-10 : 4344981219
- ISBN-13 : 978-4344981218
- Amazon 売れ筋ランキング: - 13,857位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 33位幻冬舎新書
- - 3,739位文学・評論 (本)
- - 4,562位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1959年、宮城県生まれ。
社会学者、評論家。首都大学東京教授。公共政策プラットフォーム研究評議員。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了(社会学博士)。『日本の難点』(幻冬舎)、『14歳からの社会学』(世界文化社)、『中学生からの愛の授業』(コアマガジン)『<世界>はそもそもデタラメである』(メディアファクトリー)、『制服少女たちの選択』(朝日文庫)、『終わりなき日常を生きろ』(ちくま文庫)など多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
再掲
お名前は知っていたが、初めて著作に触れる。 1959年生まれ、社会学者(首都大学東京教授)
あとがきにご自身で書かれているように、経済、政治、宗教、性愛、教育を1人で串刺しして論じている。そのため話題が多岐にわたっている。だから「日本の論点」的な本には興味がないとおっしゃるのがわかる。そして沢山の主張が書かれている。
「軽武装・対米依存」から「重武装・対米中立」へ、これは米国の日本にたいする年次改革要望書での学校週休二日制、郵政民営化、裁判員制度導入等でのアメリカ資本に有利なゲームへのシフトに対する行動のようです。
種々な文脈での痛みからの隔離(無痛化)に伴って「他者の死を通じて自己の死を理解する」回路が閉ざされてしまっていると指摘する。
社会的包摂の空洞化(お前が死んだら悲しい、「嘘をつけ」で閉じてしまう関係性)
早期教育不要論(ガリベン君より非ガリベン君が伸びる、麻布、東大での経験から)
そして最終的に?柳田國男を参照することが日本の立て直しに重要だと指摘する。それは如何にして「みんな」へのコミットメントは可能か、という問いを柳田は考えたからだと。
そして本当にすごい奴に利己的な輩はいないし、東大でも霞が関でも一番優秀な奴は軒並み利他的だと。まさにそれがノブレスオブリージュなのだと僕は思った。
宮台さんの全てに対して同意するには至らないが、読んで損はないというか、考えるための一助にはなると思う。ナンパ師、援助交際評論家?でもあり社会学者でもあるという宮台氏が今後どのような展開をしていくか興味があるところである。
お名前は知っていたが、初めて著作に触れる。 1959年生まれ、社会学者(首都大学東京教授)
あとがきにご自身で書かれているように、経済、政治、宗教、性愛、教育を1人で串刺しして論じている。そのため話題が多岐にわたっている。だから「日本の論点」的な本には興味がないとおっしゃるのがわかる。そして沢山の主張が書かれている。
「軽武装・対米依存」から「重武装・対米中立」へ、これは米国の日本にたいする年次改革要望書での学校週休二日制、郵政民営化、裁判員制度導入等でのアメリカ資本に有利なゲームへのシフトに対する行動のようです。
種々な文脈での痛みからの隔離(無痛化)に伴って「他者の死を通じて自己の死を理解する」回路が閉ざされてしまっていると指摘する。
社会的包摂の空洞化(お前が死んだら悲しい、「嘘をつけ」で閉じてしまう関係性)
早期教育不要論(ガリベン君より非ガリベン君が伸びる、麻布、東大での経験から)
そして最終的に?柳田國男を参照することが日本の立て直しに重要だと指摘する。それは如何にして「みんな」へのコミットメントは可能か、という問いを柳田は考えたからだと。
そして本当にすごい奴に利己的な輩はいないし、東大でも霞が関でも一番優秀な奴は軒並み利他的だと。まさにそれがノブレスオブリージュなのだと僕は思った。
宮台さんの全てに対して同意するには至らないが、読んで損はないというか、考えるための一助にはなると思う。ナンパ師、援助交際評論家?でもあり社会学者でもあるという宮台氏が今後どのような展開をしていくか興味があるところである。
2020年6月7日に日本でレビュー済み
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良かったです。
2020年2月16日に日本でレビュー済み
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いい本出下
2023年7月2日に日本でレビュー済み
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"この本で目指されているのは、いったん『この社会』の直接性から離れた上で再び『この社会』へと向かうための、いわば『往って、還ってくる』旅なのです。"2009年発刊の本書は日本が抱える問題を包括的、串刺しにして論じた宮台版『日本の論点』
個人的には久しぶりに噛み砕いてわかりやすく、それでいて言いたい放題な"宮台節"に触れてみたいと本書を手にとりました。
さて、そんな本書は【日本で共有されつつある課題意識】を『現状→背景→処方箋』という三段ステップで理解するための五章だて構成になっていて。『人間関係、教育をどうするのか』『幸福とはどういうことなのか』『アメリカはどうなっているのか』『日本をどうするのか』といった論点が【現場教育者、社会学者としての立場から】自由に語られているのですが。
2023年現在、発刊から14年と時間の流れから風化した話題もある(オバマ政権誕生時の期待感やサブプライムローンによる金融危機等)もあるとはいえ、著者の広範な知識をもとにした【縦横無尽な語りは魅力的で】ともすれば短絡的な、あるいは恣意的な結論を出したがる論調とは違って興味深かった。
またアメリカをコミュニティではなく『目標を共有するものの集まり』アソシエーションと指摘したり、日本の立て直しを考える場合は柳田國男の『よすが』としての国土や風景。その回復を行うべし。とした考えも興味深った。
著者ファンはもちろん、わかりやすく理解できる『日本の論点』としてオススメ。
個人的には久しぶりに噛み砕いてわかりやすく、それでいて言いたい放題な"宮台節"に触れてみたいと本書を手にとりました。
さて、そんな本書は【日本で共有されつつある課題意識】を『現状→背景→処方箋』という三段ステップで理解するための五章だて構成になっていて。『人間関係、教育をどうするのか』『幸福とはどういうことなのか』『アメリカはどうなっているのか』『日本をどうするのか』といった論点が【現場教育者、社会学者としての立場から】自由に語られているのですが。
2023年現在、発刊から14年と時間の流れから風化した話題もある(オバマ政権誕生時の期待感やサブプライムローンによる金融危機等)もあるとはいえ、著者の広範な知識をもとにした【縦横無尽な語りは魅力的で】ともすれば短絡的な、あるいは恣意的な結論を出したがる論調とは違って興味深かった。
またアメリカをコミュニティではなく『目標を共有するものの集まり』アソシエーションと指摘したり、日本の立て直しを考える場合は柳田國男の『よすが』としての国土や風景。その回復を行うべし。とした考えも興味深った。
著者ファンはもちろん、わかりやすく理解できる『日本の論点』としてオススメ。
2015年1月11日に日本でレビュー済み
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個々の話の説明は一所懸命なされている。ところが、話と話とのつながりについてあまり説明がなく、読む方で文脈を推測しつつ読む必要がある。それが色々なレビューで「わかりにくい」とされている理由なんだろうと思います。多くの人は、「どうしてその話がここで出てくるの?」「一体その話をすることで何が言いたいの?」ということが分からなくて混乱してしまうと思います。
そこで、以下、私なりに読み込んだ各章のつながりを示します。
第1章)問題提起「アメリカの内政干渉もあって日本では社会のシステム化が進み、個々人がバラバラに直接システムにさらされている。相互扶助的な『包摂性』の構築が課題」
第2章)提起した問題の手当てに適当な領域として、教育の可能性を探る。「進みすぎた『システム』に対して、感情教育による『生活世界』の構築を!」
第3章)教育の前提となる人間の可塑性をふまえたときの、目指すべき幸福な状態とは?「社会が価値観を植え付けるが、その価値観は恣意的で誤りを含まざるを得ず、そのことを自覚してそれでも適当に住み分けをしつついくしかない」
第4章)日本に干渉してきたアメリカの事情を知っておこう。「アメリカはそもそも『目標を共有』する多様な人が集まって作った人工国家であり、色々な人がそこで力を発揮できるプラットホームを用意しているのが強み。このアメリカに日本は軍事的に守ってもらおうと盲従してきたが、いざとなったら守ってもらえる保障はない。日本は重武装対米中立路線でいって、強力な外交カードをきっていくべき。また、アメリカ発の金融危機は顔の見えなくなる証券の小口化の手法にのったせい。これからは顔の見える『共同体的自己決定』でいこう。中央集権が破綻している日本だからこそ。」
第5章)最後によく話題になる日本の問題点、具体的にいくつか考えてみた。
特に第2章がよく書けていると思います。「スゴイやつ」には他に感染する力がある、ということを自ら示していて、よかったです。
そこで、以下、私なりに読み込んだ各章のつながりを示します。
第1章)問題提起「アメリカの内政干渉もあって日本では社会のシステム化が進み、個々人がバラバラに直接システムにさらされている。相互扶助的な『包摂性』の構築が課題」
第2章)提起した問題の手当てに適当な領域として、教育の可能性を探る。「進みすぎた『システム』に対して、感情教育による『生活世界』の構築を!」
第3章)教育の前提となる人間の可塑性をふまえたときの、目指すべき幸福な状態とは?「社会が価値観を植え付けるが、その価値観は恣意的で誤りを含まざるを得ず、そのことを自覚してそれでも適当に住み分けをしつついくしかない」
第4章)日本に干渉してきたアメリカの事情を知っておこう。「アメリカはそもそも『目標を共有』する多様な人が集まって作った人工国家であり、色々な人がそこで力を発揮できるプラットホームを用意しているのが強み。このアメリカに日本は軍事的に守ってもらおうと盲従してきたが、いざとなったら守ってもらえる保障はない。日本は重武装対米中立路線でいって、強力な外交カードをきっていくべき。また、アメリカ発の金融危機は顔の見えなくなる証券の小口化の手法にのったせい。これからは顔の見える『共同体的自己決定』でいこう。中央集権が破綻している日本だからこそ。」
第5章)最後によく話題になる日本の問題点、具体的にいくつか考えてみた。
特に第2章がよく書けていると思います。「スゴイやつ」には他に感染する力がある、ということを自ら示していて、よかったです。
2017年9月14日に日本でレビュー済み
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「いじめ」の定義を明確化しているのが自分にとって斬新だった。
「いじめはどうやったら無くなるのか」という議題は随所でよく見かけるが、そもそも「いじめ」とは何なのか、どこからどこまでが「いじめ」なのかという事に着目される事は少なかった。その為、一般的なテレビ番組等では、ふわふわとした現実味のない「いじめ」の解決案しか出てこない。
しかし、宮台先生は明確に「いじめ」の定義を言語に落とし込むことによって、よりクリアな「いじめ」を無くす為の解決案を提示している。
豊富な知識と自由自在な言語、論理的な思考力によって様々なトピックを斬新に当たり前に論じる本書は一読の価値ありだと私は思う。
この本を読むことによって、社会学に対して少し興味を持つ事ができた。
「いじめはどうやったら無くなるのか」という議題は随所でよく見かけるが、そもそも「いじめ」とは何なのか、どこからどこまでが「いじめ」なのかという事に着目される事は少なかった。その為、一般的なテレビ番組等では、ふわふわとした現実味のない「いじめ」の解決案しか出てこない。
しかし、宮台先生は明確に「いじめ」の定義を言語に落とし込むことによって、よりクリアな「いじめ」を無くす為の解決案を提示している。
豊富な知識と自由自在な言語、論理的な思考力によって様々なトピックを斬新に当たり前に論じる本書は一読の価値ありだと私は思う。
この本を読むことによって、社会学に対して少し興味を持つ事ができた。
2012年4月21日に日本でレビュー済み
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宮台真司の著作は数多くあるけど、一冊あげろと言われれば、この「日本の難点」だろう。
コミュニケーション論・メディア論、若者論・教育論、幸福論、米国論、日本論という5本立てで、まさに「日本の難点」を列挙していく。
<システム>が<生活世界>を覆い尽くしてしまった現代で、それでも幸福に生きていくために、僕たちは、「いかにして『みんな』への『価値コミットメント』は可能か?」と問い続けなければならない。
コミュニケーション論・メディア論、若者論・教育論、幸福論、米国論、日本論という5本立てで、まさに「日本の難点」を列挙していく。
<システム>が<生活世界>を覆い尽くしてしまった現代で、それでも幸福に生きていくために、僕たちは、「いかにして『みんな』への『価値コミットメント』は可能か?」と問い続けなければならない。