わたくしはサブウーファーというものに偏見をもっていたようです。
それはようするに町でみかけるシャコタン車のひらいた窓から、いや
窓といわずクルマ全体から発する狂気の音声がわたしにすりこんでしまった
イメージでした。
それは家庭用であってもハリウッド映画の爆音やおどろおどろしい
効果音を強調するためのものでした。
事実わたしの37インチREGZAにも普及品ですがとても評判のよいヤマハ
製5,1サラウンドシステムがつながっており、DVDやブルーレイをたのしむ
ときの必需品です。
でもこれで音楽をたのしもうとは思いませんでした。
たしかにわたしのささやかなオーディオシステムではよくは鳴ってくれない
ツァトゥスラはこうかたった、の冒頭のオルガンが迫力をもって鳴ってくれ
ますが、それでも.....
「音」のための音で「音楽」のための音ではないな、の思いがありました。
ですから私のオーディオセットの、とりわけ低音域にたいする不満は甘受
すべきと諦観していました。ながいあいだ。
この製品が我が家に来た時もあまりおおきな期待はしていませんでした。
まさかこれほどの高品位の低音とは。
我が家にどっさりあるが、あまり聴かれることのないロマン派音楽を聴くのが
がぜんたのしくなりました。
こんなことならさらに上位機種にすればよかった。
いやまて、友人Kにいわせるとオーディオは普及価格をもって90%の性能に
達し、あとは性能の1‾2%の上昇で価格が倍になる、と。
でも上位機種200Aがかりに本品より2倍の価格で本品の性能の1,2ポイント
増しにとどまるとしても、買ってまったく後悔しなかったでしょう。
よい買い物をしたとしか思わなかったでしょう。
いいかえればこの製品はそれほどの価値があります。
さいごになりましたが接続についてひとこと。
この製品はフォステクスのアクティブスピーカーとのコラボで開発され、
そのスピーカーとの接続のため、あまり一般的ではないフォンジャック
と、こちらは一般的なRCAピンジャックの2本立てです(L,R)。
スピーカーターミナルはありません。
したがってあなたのアンプにプリ出力がない場合は問題です。
どんなアンプとサブウーファーでもつなぐ方法はあるのだそうですが
それを知らないならさけた方が無難です。
音量調節のきかないrec 端子はいけません。
| 色 | ブラック |
|---|---|
| 商品の重量 | 11.6 キログラム |
| 防水性あり | FALSE |
| 商品モデル番号 | PM-SUBn（GB） |
| メーカーにより製造中止になりました | いいえ |
| カラー | ブラック |
| スピーカー形式 | アクティブ |
| 生産国 | 中国 |
| メディア形式 | 不明な形式 |
| OS | not_machine_specific |
| ワット数 | 60 W |
