先日は、もう6年も経ってしまったけれども、3.11 のテレビ番組がたくさん放映されていましたね。
昔は終戦記念日近くになると、戦争の番組をたくさん放映していたけれど、最近は少なくなっている。
年に1度くらいは、みんなが忘れないためにも、しばらくは続けた方が良いのかもしれない。
でも、テレビで言っていたけれども、あまり津波の映像は流さないように普段はしているのですって。
そりゃ、やっぱり痛ましい思いをした人にはつらいものね。
でも、風化させずにちゃんと備えはしておくことは重要だと思いますよ。
ということで、お隣(他人)はどうなのかなと気になるともうので、そんな備えに対する調査結果を紹介します。
以下、マイクロミルが調査した結果です。
防災意識と備えの実態を調査(マクロミル調べ)
災害対策への備え実施は83%、「災害伝言サービス」の普及率は67%
株式会社マクロミル
近年、甚大な被害をもたらす自然災害が、相次いで起こった日本。
間もなく、東日本大震災から6年、熊本地震から1年となる今、改めて、生活者の防災に対する意識や備えの実態について、全国の男女1,000名を対象にアンケート調査を行いました。
<Trend Eyes vol.52>
■Topics
大災害に対して備えをしている人は、83%
・ 2人に1人が「日用品・水・食料品」を備蓄、さらに備えが強化傾向に
・ 「災害速報サービス・アプリ」「モバイルバッテリー」等の“デジタル関連”の備え強化も
災害発生時に注目する情報、1位は「テレビ」で8割、
総務省が活用を呼びかける「災害伝言サービス」は2位で、普及率は67%
災害に関する“デマ情報”を、SNS等のネット上で見かけたらどうする?
■調査結果
【1】大災害に対して備えをしている人は、83%
・ 2人に1人が「日用品・水・食料品」を備蓄、さらに備えが強化傾向に
・ 「災害速報サービス・アプリ」「モバイルバッテリー」等の“デジタル関連”の備え強化も
大災害(人間の社会生活や生命に大きな被害をもたらす規模の自然災害)に備えて、83%が「何かしらの備え」をしていることがわかりました。備えているものは多い順に、「日用品・水・食料品などの備蓄」52%、次いで「徒歩での帰宅経路の確認」48%、「保険加入」47%と続きます。また、この1年で備えを強化したものをたずねると、「日用品・水・食料品などの備蓄」が最多の24%で、次いで「災害速報のサービスやアプリの利用」18%、スマホ等の充電用に「モバイルバッテリーを携帯」17%と続き、デジタル関連の備えを強化していることがわかりました。
【図】大災害に対する備え
<全体 / n=1,000>
【図】大災害に対する備え(備えているもの、この1年に備えを強化したもの)
<全体 / n=1,000>
【2】災害発生時に注目する情報、1位は「テレビ」で8割、
総務省が活用を呼びかける「災害伝言サービス」は2位で、普及率は67%
身の回りで大災害が発生した際、どのような情報源に注目するかをたずねました。1位は「テレビの情報」で実に8割の人が注目すると回答、2位は、総務省が災害発生時の安否確認手段として活用を呼びかける「災害伝言サービスの情報」と、「インターネット上のニュースサイトの情報」が、ほぼ同率の67%でした
【図】身の回りで大災害が発生した際に、注目する情報源
<全体 / n=1,000>
【3】災害に関する“デマ情報”を、SNS等のネット上で見かけたらどうする?
東日本大震災や熊本地震等の大災害が発生した際、Twitter等を通じて“デマ情報”が拡散され、被災地を混乱させた…というニュースを耳にした方も多いのではないでしょうか。では実際に、そういった情報をSNS等のネット上で見かけた人は、それが“デマ情報”だと気づけたのでしょうか。またその後、どのような行動をとったのでしょうか。
結果、71%と多くの人が「デマ情報だと気づいたので、SNSや他人には広げなかった」と回答し、混乱を避けることができたと言えます。一方で26%がデマの情報だったことに気がつかず、その後の行動の内訳は、「広げなかった」19%、「広げてしまった」7%となっています。
【図】デマ情報を得た後の行動
<ベース:デマだと思われる情報をSNS等のネット上で見かけたことがある人 / n=163>
▼ その他の設問は、以下のURLからダウンロードいただけます。
Q.防災に対する意識
Q.近い将来、自分が被災する大災害が起きると思うか。またそれはどんな災害か(エリア別)
Q.災害支援、今までの経験と、今後の参加意欲
Q.環境省が推奨する“ペットの同行避難”、対策の実態は?
Q.災害発生時、1番初めに情報を求める情報源は?
Q.災害発生時のSNS等ネット上での情報発信
調査レポートまとめサイト/HoNote(ホノテ)
http://www.macromill.com/honote
▼調査概要
調査主体 マクロミル
調査方法 インターネットリサーチ
調査対象 全国20~69歳の男女(マクロミル提携モニタ)
割付方法 平成27年国勢調査による、性別×年代の人口動態割付/合計1,000サンプル
調査日 2017年2月2日(木)
以上
備えをすでにしている方は、多いと思うのですけれど、年に1度くらいは、中の物を入れ替えるとかしておかないと・・
そういった意味でもやっぱり何かのきっかけというものが必要だとは思います。
デマに関する対応についても調査結果が書かれていますが、こういったことをインターネットでやってしまうことについては、とても悲しいです。