掲載日: 2006年 02月 19日
生芋こんにゃくに美肌成分?
低カロリーで食物繊維が豊富なこんにゃくは、ダイエットに役立つ食べ物というイメージはありましたが、美肌成分が豊富に含まれていることが分かりました。なんとなく地味な存在のこんにゃくですが、その作用を知ると、きっと見直しますよ。
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生芋こんにゃくに含まれている美肌に役立つセラミドが……P.1
生活習慣病予防やダイエットに……P.2
こんにゃくに含まれている美肌に役立つ成分とは、セラミド。スキンケアなどにも配合されているので、聞いたことがある方もたくさんおられるのではないかと思います。
セラミドは、もともと体内にある保湿成分で、皮膚の角質層で角質細胞同士をつなぎ、皮膚の保湿機能の改善や水分の蒸発、外部からの刺激や細菌の進入を防ぐ作用があります。また、セラミドはメラニンの合成を抑え、美白作用やシワを防ぐともいわれ、美肌を維持する上では重要な役割を果たすものなのです。
最近の研究では、肌の老化やアトピー性皮膚炎によってカサつきや肌荒れが起きている時には、患部だけでなくカラダ全体にセラミドが不足していることが確認され、その結果、乾燥や肌荒れ、かゆみなど、水分不足からくる肌トラブルを引き起こすと考えられています。他にも免疫賦活作用、抗腫瘍作用、神経細胞活性化作用などの美肌以外の効果も研究が進められています。
セラミドは、小麦、大豆、キビ、ほうれんそう、米などにも含まれているのですが、ユニチカ株式会社がこんにゃく芋に注目し、研究を重ねた結果、こんにゃく芋には米や小麦などに比べて7〜15倍ものセラミドが含まれていることがわかりました。
現在一般的なこんにゃく作りは、こんにゃく芋の皮を除いて天日乾燥し粉状にした「こんにゃく精粉」を原料としています。でも昔ながらの皮ごとこんにゃく芋をすりつぶして作る「生芋こんにゃく」の方が、セラミドが豊富です。
白こんにゃくと黒コンニャクがありますが、白こんにゃくは精粉で作られ、黒こんにゃくであっても、精粉でつくったものには、ヒジキやアラメの粉が加えられて黒くしています。「生芋」という表示をチェックしてください。
セラミドは、生芋こんにゃく100gで1日の必要量(600μg)が摂取できます。これは例えばごはんなら白米でお茶碗25杯、玄米で10杯、スパゲティは3皿になり、こんにゃくなら約半丁ですから、いかに豊富なのかわかります。
現代の私たちが、効率を優先し、伝統的な製法などと同時に、健康に有効な成分も捨てているのではないか。手間ひまかける中に、かけがえのない大切なものがあるということが感じられるお話ですね。
まだまだあるこんにゃくの魅力は、次のページで>>
<CONTENTS>
こんにゃく芋に含まれている美肌に役立つセラミド
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こんにゃくでも、生芋の皮ごと入ったこんにゃくにセラミドが多く含まれています。 |
セラミドは、もともと体内にある保湿成分で、皮膚の角質層で角質細胞同士をつなぎ、皮膚の保湿機能の改善や水分の蒸発、外部からの刺激や細菌の進入を防ぐ作用があります。また、セラミドはメラニンの合成を抑え、美白作用やシワを防ぐともいわれ、美肌を維持する上では重要な役割を果たすものなのです。
最近の研究では、肌の老化やアトピー性皮膚炎によってカサつきや肌荒れが起きている時には、患部だけでなくカラダ全体にセラミドが不足していることが確認され、その結果、乾燥や肌荒れ、かゆみなど、水分不足からくる肌トラブルを引き起こすと考えられています。他にも免疫賦活作用、抗腫瘍作用、神経細胞活性化作用などの美肌以外の効果も研究が進められています。
こんにゃく芋のセラミド含有量は、米の7から15倍
セラミドはクリームや乳液、ローションなどの化粧品に多く利用されています。化粧品などに配合するセラミドの原料として使われてきたのは、牛など動物由来のものが主流でしたが、BSE問題が広まり、小麦や米、大豆、ほうれん草などの植物から抽出する流れに変わってきています。セラミドは、小麦、大豆、キビ、ほうれんそう、米などにも含まれているのですが、ユニチカ株式会社がこんにゃく芋に注目し、研究を重ねた結果、こんにゃく芋には米や小麦などに比べて7〜15倍ものセラミドが含まれていることがわかりました。
決め手は、伝統製法の生芋こんにゃく
こんにゃくはこんにゃく芋から出来ています。こんにゃく芋は、こんにゃく製造に適した大きさになるまでに、3年もかかるそうです。しかも、ただ植えておけばよいのではなく、冬に一度掘り起こし春に植え直すという手間のかかる作物なのです。そのため日本で栽培する農家は減り、現在はおもな生産地は中国に移行しているとか。現在一般的なこんにゃく作りは、こんにゃく芋の皮を除いて天日乾燥し粉状にした「こんにゃく精粉」を原料としています。でも昔ながらの皮ごとこんにゃく芋をすりつぶして作る「生芋こんにゃく」の方が、セラミドが豊富です。
白こんにゃくと黒コンニャクがありますが、白こんにゃくは精粉で作られ、黒こんにゃくであっても、精粉でつくったものには、ヒジキやアラメの粉が加えられて黒くしています。「生芋」という表示をチェックしてください。
セラミドは、生芋こんにゃく100gで1日の必要量(600μg)が摂取できます。これは例えばごはんなら白米でお茶碗25杯、玄米で10杯、スパゲティは3皿になり、こんにゃくなら約半丁ですから、いかに豊富なのかわかります。
現代の私たちが、効率を優先し、伝統的な製法などと同時に、健康に有効な成分も捨てているのではないか。手間ひまかける中に、かけがえのない大切なものがあるということが感じられるお話ですね。
まだまだあるこんにゃくの魅力は、次のページで>>

