湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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シェーンベルク:浄夜

2009年04月14日 | ドイツ・オーストリア
○スペンサー・ダイク四重奏団、ロッキア(2ndVa)、ロビンソン(2ndVc)(NGS)1924/10/10、12/30・SP

これも正規WEB配信化がなされている。スペンサー・ダイクというヴァイオリニストが構造のしっかりしたブラームスっぽい音楽に向いていることがよくわかる。時折混ざる奇妙なコード進行を除けば単純化された後期ロマン派室内楽そのものとして聴こえ、しかしそれほど噎せ返るような音色感は出さず、程よい温もりのあるイギリス的な音できっちりと締めている。ずいぶんと古風ではあるが聴きやすく、いい演奏だと思う。苦手なくせに譜面まで持ってる私だがこれなら聴ける、というか譜面と突き合わせると何か見えてきてしまいそうなので突き合せません。○。

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