有給休暇を取得しにくい看護師の現状

看護師の仕事は、ハードである。そのためしっかりと休息をとらなくては仕事を続けていくことはできない。
いくらモチベーションがあっても、燃え尽き症候群などで看護師の働き方に疑問を感じ、やる気がなくなった、仕事を辞めてしまうということも少なくない。そんな看護師の離職を防ぐために、病院では福利厚生に力をいれ、有給休暇の取得も促している。
しかし、果たしてすべての病院で有給休暇は取りやすい状況なのだろうか。

もちろん病院によって、看護師の休暇日数は異なる。
ある病院ではカレンダー通りの休日を取得できるとしているところもある。こういった職場では、土日と祝日の数だけ、自分でシフトを組み合わせ休みを取ることができる。反対に病院カレンダー通りとして、4週9休などと土日祝日の数に関係なく、休みの数を決めているところも多い。
カレンダー通りの場合比較的休みが多いが、病院独自のカレンダーであれば、休みの数は決まっている。そのため、もし休みに余裕が欲しい場合は、有給休暇を取得する必要がある。

ただ、大きな病院であれば、比較的福利厚生の面から有給休暇は取得しやすいものの、小さな病院では、マンパワー不足で取得しにくいという問題も発生することがある。
有給休暇は、働く看護師を守るために必要なものだ。取得しにくいと不満がたまるのは当然だろう。
そこで看護師が就職、転職する際は、有給休暇の消化率、取得のしやすさにしっかりと注目する必要がある。その際に役立つヒントを脱ブラック病院!有給休暇でHappy Life♪というサイト内で見つけたので、そちらの情報にも目を向けてほしい。