湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ドビュッシー:歌劇「ペレアスとメリザンド」~三つの抜粋

2009年02月25日 | ドビュッシー
○ヴォルフ指揮グラモフォン大交響楽団他(andante他)1930・CD

3幕から情景1(Mes Longs Chevaux Descendent、間奏曲),2(Prenez Garde)の短い抜粋だが通しで演奏されたものか単発の細切れ感はなく、古録音期に多いあくまで歌曲とその伴奏という印象はない。しっとりした比較的ロマンティックな「演奏」も楽しむことができる。どうしてもSP原盤の抜けの良さはノイズリダクトとひきかえになくなってしまいがちであるが、これは原盤が良いのだろう、ノイズはもちろんあるけれども、ロマンティックな歌唱に負けずにオケ部のまるでディーリアスのような美観を垣間見ることが可能。これ以上の評は無理かな。○。

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