今さら!? と思われるかもしれませんが、Macビギナーや意外と知らない人もいるかもしれませんので、Mac OS Xのファイルのコピー&ペーストとカット&ペーストの方法を、改めておさらいしておきましょう。

 コピー&ペーストの方法は2通りあります。1つはファイルを選択して「Command + C」でコピー、好きな場所に「Command + V」でペーストするという方法です。

もう1つは、マウスとOptionキーを使った、もっと早くて簡単な方法です。通常、ファイルを選択してドラッグで移動させると、それはカット&ペーストになりますが、ドラッグする時にOptionキーを押したままにすると、ファイルをコピー&ペーストすることができます。これはどんなアプリにも応用できるコピー&ペーストの方法です。

また逆に、コピーではなくカット&ペーストしたい状況もあると思います。例えば、OS Xではファイルを選択してドラッグし、ネットワークを介して違うドライブに移動する場合は、コピー&ペーストになります。

このような状況で、Commandキーを押したままファイルをドラッグするとカット&ペーストになります。元あった場所のファイルは無くなり、新しいドライブに移動されます。ネットワークを介したファイルの移動の場合は、カットのショートカット「Command + X」が使えませんので、こちらの方法を使ってみてください。

Matthew Rogers(原文/訳:的野裕子)