2011年03月24日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

県議選紀の川市選挙区で前哨戦火花

ガンバローコールで気を引き締める支援者ら

ガンバローコールで気を引き締める支援者ら

任期満了に伴う県議選 (4月1日告示、 10日投開票) で、 紀の川市選挙区 (定数3) の前哨戦が活発化し始めた。 同選挙区には現職3人、 新人1人が立候補を表明。 告示を前に各陣営は決起集会を開き、 無投票ムードが漂っていた地盤の引き締めを図った。 岩出、 海南市・海草郡の両選挙区は現在無投票が濃厚だ。

紀の川市選挙区に立候補を表明しているのは、 岸本健 (40) =自民現1=、 谷口和秀 (44) =無新=、 服部一 (69) =自民現1=、 山田正彦 (69) =自民現3=の4氏。

岸本氏は、 若さを全面的にアピール。 代議士だった父・光造氏から引き継いだ地域に根ざした政治信念で、 県議2選を目指す。 決起集会には1000人を動員。 若い支援者も目立ち、 勢いに乗る候補だ。 前回 (8183票) 以上の得票を狙う。

谷口氏は今月中旬に出馬を表明。 出遅れ感があるが、 ここにきて 「自民王国に風穴を開けたい」 と支援者も現れ始めている。 後援会組織では現職候補に及ばないが、 こまめな辻立ちなどで無党派層に支持を訴えていく考え。

服部氏は、 前回県議初挑戦で選挙区トップ当選 (1万1324票)。 旧粉河町で町長を2期務めた実績は、 各陣営からも 「粉河を中心に地盤強固」 とみられている。 決起集会は800人を動員。 演説では農業支援政策などを中心に支持を訴えた。

山田氏は県議3期12年、 貴志川町議から約30年の政治活動実績で4選を狙う。 貴志川、 桃山の大票田を拠点に選挙戦を戦う。 決起集会は貴志川で600人、 桃山で400人と確実に支持者を集め、石田真敏衆議員、 鶴保庸介参議員が応援に駆けつけた。 前回9349票を集めている(紹介は五十音順・本文中の動員数は主催者発表)。





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