2011年03月24日

03.スポーツ

県選抜チームの2選手に期待、全日本中学校女子ソフト

チームの中心選手として活躍が期待される木野さん㊧と三角さん

チームの中心選手として活躍が期待される木野さん左と三角さん

27日から滋賀県守山市で開かれる 「JOCオリンピック第7回都道府県対抗全日本中学生女子ソフトボール大会」 に、 和歌山市から県選抜チームのメンバーに選ばれた河西中学校の三角はるかさん(14)と東中学校の木野束砂さん(同)の2人が出場。 チームの中心選手として活躍が期待される。 普段はライバル同士だが、 代表の看板を背負う仲間として上位進出を目指す。

昨年11月、 高野口中学校で県選抜チーム選考会を開催。 48人の選手から17人を絞り込んだ。 県選抜チームは過去の大会で3回、 ベスト8に進出。 昨年はおととしの大会で優勝した広島に惜敗を喫したが、 ことしは例年より選手の体も大きく、 粒ぞろい。 上位進出に期待が膨らむ。

三角さんは3番打者を担うチームの要。 ポジションは遊撃手で、 チームメートも認める安定した守備でチームに貢献する。 木野さんは4番を担当。 ポジションは捕手で、 遠投50メートルを越えるチーム1の強肩の持ち主だ。

このほど、 両選手の壮行会が和歌山市役所で開かれ、 大橋建一市長らから激励を受けた。

県ソフトボール協会の森山禮子副理事は 「2人は必ず頑張ってくれるはず。 場の空気に飲まれないように頑張ってほしい」、 大橋市長は 「東北の代表チームを思い、 出場できることを幸せに感じてプレーしてください」 とエール。 大江嘉幸教育長は 「被災地のチームの分まで頑張ってほしい。 和歌山の強さを見せつけて、 子どもたちに希望を持たせるプレーを期待している」 と話した。 その後、 両選手が自己紹介し、 大橋市長から記念品が贈られた。

両選手は大会に向けて 「常に声を出して、 チームを引っ張っていきたい」 と意気込んでいる。 県選抜チームは27日、 守山市民球場で香川選抜と対戦する。 午前9時開始。





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