|
|
会議で発言する大学生ら |
那賀地方の各種団体が地域活性化について協議する 「那賀振興まちづくり連絡会議」 が30日、 紀の川市西三谷の近畿大学生物理工学部で開かれた。 同大学の学生5人も参加し、 「たくさんイベントが開かれているのなら、 もっと広くPRしてほしい」 などと意見を述べた。
同会議は、 近畿大学生物理工学部の仁藤伸昌教授を座長として昨年7月に発足。 今回は3回目の会合で、 15団体40人が参加した。 学生らは地域活性化について、 駅に近く気軽に行ける場所でイベントを開いてほしい▽イベントの日程が分からない▽自然を生かした取り組みをしてほしい▽大学などに各団体の拠点となるターミナルをつくり、 そこから観光客に移動してもらえば良いなどの意見を出した。
また、 まちづくりについて研究している同大学の新田和宏准教授は、 相互信頼がより高いコミュニティー形成を目指す 「新しい公共」 の概念を紹介。 同市での新しい公共を担う人材の協働育成を行う 「紀の川新しい公共塾の創設」 などを提案した。
参加した学生の一人で、 生物工学科4年生の黒田千佐寿さん (21) は 「大学生も積極的に参加してまちおこしに貢献したいですね」 と話していた。
|
05.紀の川・岩出・海南・紀美野 - 同カテゴリの記事
|