海南市民病院がジャスコ跡地で起工

海南市日方のジャスコ海南店跡地に新築移転する市民病院の起工式が29日、 現地で行われ、 関係者ら約50人が工事の無事完成を願った。 工事期間は30日から平成24年10月31日まで。 平成25年春の開院を目指す。

式には神出政巳市長や、 建築・機械設備工事を担当する(株)鴻池組、 電気設備工事を担当する(株)きんでんの役員らが参加し、 地鎮の儀を行い、 玉ぐしをささげた。 神出市長は 「地域医療の中心的な役割を果たせる医療機関として、 市民の健康保持に必要な医療を提供していきたい」 とあいさつした。

総事業費約51億円。 うち建設工事費約31億円。 耐震構造を備えた鉄筋コンクリート5階建て。 敷地面積は7510・66平方メートル。 113台分の一般駐車場、 自転車120台、 バイク40台分の駐輪場を備え、 敷地の東側に駐車場とロータリー、 西側に院棟が建設される。 診療科目は内科、 外科、 整形外科、 小児科、 泌尿器科、 婦人科、眼科、地味咽喉科、 皮膚科、 麻酔科、 消化器センター(内視鏡センター)で構成する。