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柳川堀割物語 [DVD]
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フォーマット | 色, 字幕付き, ドルビー |
コントリビュータ | 高畑勲 |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 47 分 |
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メーカーによる説明
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カスタマーレビュー |
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価格 | ¥3,347¥3,347 | ¥3,645¥3,645 | ¥3,645¥3,645 | ¥3,645¥3,645 | — |
形式 | DVD | DVD | DVD | DVD | DVD |
商品の説明
商品紹介
ジブリがいっぱいCOLLECTIONスペシャル
『柳川堀割物語』
北九州の水郷・柳川を旅した高畑勲(監督)は一つの事件の話を耳にしました。ドブと化した水路を埋め立て、駐車場などにすれば利用価値が高まるという都市計画が実施されそうになった時、役所の一係長が、水路の歴史的な役割などを調べ上げ、むしろ浄化して生活に役立てることを逆提案、柳川の水が甦ったという事件です。この話に触発され、柳川を舞台にした記録映画という形で実現しました。「毎日のように水を使い、それを口にふくみながら、私たちは水の持つ心地よさやありがたさに、少し鈍感になりすぎてはいないだろうか―。」時代は変わっても、水と人間のかかわりあいは、大きな問題として私たちの前に存在しています。
<スタッフ>
製作: 宮崎駿
脚本・監督: 高畑勲
撮影: 高橋慎二
監督補: 宮野隆博
撮影助手: 戸塚均、平尾恭一
照明: 八巻貢
録音: 鈴木武夫
ネガ編集: 高橋辰雄
監修・脚本協力: 広松伝
解説: 加賀美幸子、国井雅比古
主題歌: 間宮芳生「柳川掘割物語」
プロデューサー: 久保進
<映像特典>
●赤坂憲雄が聞く 高畑勲と柳川堀割物語
●終章 連帯感を育てる -沖端水天宮祭-
レビュー
製作: 宮崎駿 監督・脚本: 高畑勲
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語, 日本語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 0.28 g
- EAN : 4959241985187
- 監督 : 高畑勲
- メディア形式 : 色, 字幕付き, ドルビー
- 時間 : 2 時間 47 分
- 発売日 : 2003/12/5
- 字幕: : 英語, 日本語
- 言語 : 英語 (Mono), 日本語 (Mono)
- 販売元 : ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
- ASIN : B0000DJW2F
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 23,024位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 98位日本のドキュメンタリー映画
- - 342位ドキュメンタリー (DVD)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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時間ががかなりたっているので、違うと思うが「千と千尋の神隠し」を彷彿させる。だが、両方を見比べてみると全体の話はこれと重なる点が多く、製作ノートとして見るのも面白いだろう。
ただ、あまりにも長いので☆1つマイナスとした。
これは本当に凄まじい映画です。個人的には、エイゼンシュテイン・溝口健二・タルコフスキーなどのお気に入りの諸作品や劇場版ガルパン等を抑えて、堂々の第一位を占めるに相応しい傑作中の傑作という未曾有の評価になりました。フィクション(虚構)ではノンフィクション(現実)には勝てないということを思い知らされたのです。
本作は「地域再生のドキュメンタリー」という一面において評価されがちですが、実際は尺の大部分が「西洋近代の科学文明を合理性において遥かに凌駕する日本文明の凄まじさ、すなわち先人の驚嘆すべき叡智の集成」を丹念に描出することに充てられています。淡々と事実を、簡易アニメーション等を交えつつ提示していくだけです。しかしそれだけでも精密機械と言われる「叡智の結晶である循環システム」のあまりの美しさに涙がこぼれ落ちました。一切の無駄を排した治水と利水が一体である数式やバッハのフーガさえ連想させる日本文明の循環システムと、治水と利水を分離させた大量の“無駄”を生み出すゴリ押し近代科学システムの対比が鮮やかなコントラストをこの映画にもたらしています。少なくとも西洋とはまったく土地柄が異なる地域に、そのまま近代科学文明の構造を適用することが如何に悪手であるか、ということが如実に示されています。
地域再生の物語はもちろんこの上なく感動的です。上述の悪手と先人の叡智への無理解のため、柳川は徹底的に汚染され冗談ではなく街は滅亡の危機に瀕しています。しかし人々は事態の深刻さを充分に理解せず、その時点ではロストテクノロジーと化していた先人の遺産を封印し、さらなる“近代化(悪手)”を目指して廃棄し尽くそうとしていました。しかしロストテクノロジーが完全に破壊される寸前に、大きな自然災害に見舞われた街は窮地に陥りますが、存在理由が把握されていなかった廃物同然の古の遺産が効果を発揮し、見事に街を救います。それを切っ掛けにしてプロジェクトは動き始めるのです。
しかしながら、この循環システムの運営は煩わしい。ですが、この煩わしさは同時に喜びなのです。昔の子供はシステム維持のための煩わしい作業を一番の楽しみにしていました。地域再生後の人々も作業に随伴して得られる“ご褒美”に舌鼓を打ち、生きる悦びを享受しています。そして何よりも多くの人手を必要とする“煩わしいこと”が地域の「絆」を生みかつ育み、「愛」の母体となっていました。この意味でも先人の「叡智」は完璧です。それは「愛」に結実し、あらゆる存在を無駄なく活かし、それ自体が一つの生命を、柳川という小宇宙を形成しているのです。
また本作は、高畑監督の映像表現も素晴らしく、人々の生き生きとした生活やみずみずしい自然の光景は元より、時には水面の汚染物質さえも美しく観え、それゆえに勧善懲悪の陳腐な映像になっていません。ドキュメンタリーでありながら、一本の映画として完成されています。
撮影に2年の歳月を費やした、
アニメではない実写版の映画である。
福岡県の柳川市にある無数の水路。そして掘割。
その成り立ちから、水路が荒廃した時代、ひとりの公務員が提唱した水路清掃を経て、
美しい水路を取り戻すまでの取り組みを、懇切丁寧に描いてある。
柳川にとって水路とはなんだったのか、
川下り観光で有名な柳川の、再生の物語。
普段着の住民たちが、輝いて見える作品だ。