民主・川内議員「真のリーダーを」 TV番組で首相退陣求める
小沢一郎元代表に近い民主党の川内博史衆院議員は23日午前のTBS番組で「こういう時期だからこそ真のリーダーを据えないと大変なことになる」と指摘し、22日に続き菅直人首相に退陣を求めた。
川内氏は「基本的に菅さんにはマネジメント能力がない」として、首相の東日本大震災や福島第1原子力発電所事故への対応を批判。「国民が望んでいるのは、誰でもいいからちゃんと(対応)してくれということだ」と続けた。
自民党の山本一太参院政審会長も「(2011年度)第2次、第3次補正予算の前に(首相を)辞めてもらいたい」と、第1次補正予算案成立後の退陣を要求した。一方、執行部の一員である民主党の渡辺周国民運動委員長は「政治空白を今つくるような状況ではない」と首相を擁護した。