ぷるぷる娘スイーツ、和歌山高校3年生が開発

紀の川市観光協会のフルーツキャラクター 「ぷるぷる娘」 と地場産果物を使った商品開発に取り組んでいる県立和歌山高校 (川恒弘校長、 和歌山市新庄) のビジネス創造科の生徒たちが24日、 第2弾 「ぷるぷる娘スイーツ」 を同市と岩出市のパン販売店で発売する。 昨年度の 「ぷるぷる娘キャンデー」 に続き、 地元果実を使ったスイーツが好評を得そうだ。

ぷるぷる娘スイーツ1ジャムドーナツ、2シュークリーム、3ラスク、4パウンドケーキ、5タルト

商業の学習をしてきた3年生がまとめとして学習する科目 「総合実践」 で開発。 6種類のジャムを挟んだドーナツや、 果肉を載せて焼いたラスク、 柿を使ったパウンドケーキやタルトなど。 どれも紀の川市で取れた果物を使用している。

今月8日には学校区内で「ぷるぷる娘ラスク」が販売される同市立安楽川小学校4年の2クラスを訪問した。生徒は児童に商品を紹介しながら、自分たちの町の魅力に気付いてもらおうと作製したぷるぷる娘のパネルを見せ、 「紀の川市のみんなが『果物』 に囲まれていることは、 和歌山市の人からするとすごく魅力があるんだよ」などと伝えた。

生徒のまとめ役という土橋侑夏さん (18) は 「スイーツの販売を成功させ、 町の活性化に少しでも貢献したいです」 と話している。

「ぷるぷる娘スイーツ」が販売されるのはパンドパニエ(写真12)=紀の川市西大井143―6、 TEL0736773307=、フルリール(同3)=同市桃山町市場309―2、 TEL0736663233=、ナルセ(同45)=岩出市清水363、TEL0736622750=の3店。