とうとう屍鬼との直接対決が始まります。
この漫画では、様々なキャラクターがそれぞれの葛藤をかかえながら、人間と屍鬼にわかれたわけですが
全面対決の様相を見せながらも、ほとんどの登場人物がわかっている、出揃っているだけに
ここから先の展開が気になります。
藤崎竜の描く屍鬼を読むことが出来てよかった。
群像劇であるがために、これから先の戦い、人の心の動きに主軸をおいた
どこまでも人間くさい群像劇漫画が展開されるであることを期待しています。
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屍鬼 9 (ジャンプコミックス) コミック – 2010/10/4
室井静信は自ら桐敷の屋敷を訪問し、沙子の手の中に堕ちた…。一方、尾崎敏夫は桐敷千鶴と共に霜月神楽に参加し、ある計画を実行に移そうとしていた!! 神楽の音にのせ、凄惨且つ壮絶な『屍鬼狩り』が始まる――。
- 本の長さ204ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2010/10/4
- ISBN-104088701216
- ISBN-13978-4088701219
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2010/10/4)
- 発売日 : 2010/10/4
- 言語 : 日本語
- コミック : 204ページ
- ISBN-10 : 4088701216
- ISBN-13 : 978-4088701219
- Amazon 売れ筋ランキング: - 435,657位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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大分県中津生れ。大谷大学在学中に京都大学推理小説研究会に在籍。「東亰異聞」が1993(平成5)年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となり、話題を呼ぶ(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 黒祠の島 (ISBN-13: 978-4396331641)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年10月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2010年10月16日に日本でレビュー済み
レビューでは見ましたが、本当に人間と屍鬼の全面戦争突入なんですね。
今までやられっぱなし感が強かったので、してやったり感もあるのですが、
前巻最後で幸せいっぱいそうだった千鶴もちょっと気の毒になったりしたり。
食わなきゃ生きてけない屍鬼と食われてたまるかの人間との戦い。
どっちにも同情してしまいたくなり複雑です。
あと外道鬼畜サドの辰巳がまさかのロ・・・じゃなくて、あんなに沙子を思っていたとは。
立ち去る姿は格好良く見えさえします。
あとかおりと父との場面では、ほぼ不死身の体だからこその苦痛がひしひし伝わってきます。
前巻で居なくなった昭くんや、かぎ閉め忘れで出てきちゃったドライブインのおばさんが
今回出てこなかったので、次どう出てくるのかも楽しみです。
最後に夏野がいつからそんなとこに登ってる(た?)のかが少々気になりました^^;
今までやられっぱなし感が強かったので、してやったり感もあるのですが、
前巻最後で幸せいっぱいそうだった千鶴もちょっと気の毒になったりしたり。
食わなきゃ生きてけない屍鬼と食われてたまるかの人間との戦い。
どっちにも同情してしまいたくなり複雑です。
あと外道鬼畜サドの辰巳がまさかのロ・・・じゃなくて、あんなに沙子を思っていたとは。
立ち去る姿は格好良く見えさえします。
あとかおりと父との場面では、ほぼ不死身の体だからこその苦痛がひしひし伝わってきます。
前巻で居なくなった昭くんや、かぎ閉め忘れで出てきちゃったドライブインのおばさんが
今回出てこなかったので、次どう出てくるのかも楽しみです。
最後に夏野がいつからそんなとこに登ってる(た?)のかが少々気になりました^^;
2010年10月5日に日本でレビュー済み
人間は暴走する自動車を素手で止めることができるのか?!
いえ藤崎キャラですし、元々そういうキャラ付けでしたしw
さて今巻から人間側の反撃開始で、尾崎医師は精神的に強くて怖いし、かおりちゃんは逆切れして強いし、これまでやられっぱなしだった人間側の逆転劇は、漫画としてすっとガス抜きできる爽快さがあります。
とは言え人間に集団で襲われ殺される千鶴の恐怖も描かれ、反撃が屍鬼の虐殺へと至るであろうことも予期させます。原作読んでないですけど、次巻は虐殺と乱戦でしょうか。
ところで藤崎さんの絵が美麗で独特であることは今更言うまでもないのですが、意図的に入れられたユーモラスな表現、たとえば「かおりちゃんが杭と槌を持ってひたひたと進む動きがへんだ」とか「全身不随の住職が吸い口で血を飲ませてもらってる姿がへんだ」とか「富雄さんの存在自体がへんだ(^^;」などは、この陰惨なお話にある種の軽さを与えています。それにより読みやすさを獲得してるわけですが、それだけでなく人間側・屍鬼側の両サイドへの感情移入を容易にしているとも思われます。どちらの側の人物にも、藤崎さんの漫画から与えられるキャラ性によって、親しみやすさが生まれてるのですね。
このお話は群集劇で、相容れない二つの種族(しかも元兄弟)の抗争のお話ですから、この各個キャラの親しみやすさは、この後かなり効いてくるんじゃないでしょうか。抗争のなかで色んな立場のキャラについて描けるし、彼ら殺しあうわけですしね。恵ちゃんとか徹ちゃんとか、どうなるのかなぁ、とかね。
なんにせよいいとこで続巻! え? 次巻1年後?!
いえ藤崎キャラですし、元々そういうキャラ付けでしたしw
さて今巻から人間側の反撃開始で、尾崎医師は精神的に強くて怖いし、かおりちゃんは逆切れして強いし、これまでやられっぱなしだった人間側の逆転劇は、漫画としてすっとガス抜きできる爽快さがあります。
とは言え人間に集団で襲われ殺される千鶴の恐怖も描かれ、反撃が屍鬼の虐殺へと至るであろうことも予期させます。原作読んでないですけど、次巻は虐殺と乱戦でしょうか。
ところで藤崎さんの絵が美麗で独特であることは今更言うまでもないのですが、意図的に入れられたユーモラスな表現、たとえば「かおりちゃんが杭と槌を持ってひたひたと進む動きがへんだ」とか「全身不随の住職が吸い口で血を飲ませてもらってる姿がへんだ」とか「富雄さんの存在自体がへんだ(^^;」などは、この陰惨なお話にある種の軽さを与えています。それにより読みやすさを獲得してるわけですが、それだけでなく人間側・屍鬼側の両サイドへの感情移入を容易にしているとも思われます。どちらの側の人物にも、藤崎さんの漫画から与えられるキャラ性によって、親しみやすさが生まれてるのですね。
このお話は群集劇で、相容れない二つの種族(しかも元兄弟)の抗争のお話ですから、この各個キャラの親しみやすさは、この後かなり効いてくるんじゃないでしょうか。抗争のなかで色んな立場のキャラについて描けるし、彼ら殺しあうわけですしね。恵ちゃんとか徹ちゃんとか、どうなるのかなぁ、とかね。
なんにせよいいとこで続巻! え? 次巻1年後?!
2010年11月4日に日本でレビュー済み
この漫画の何に勝算があったか…間違いなく『月刊誌』というところでしょう!
封神演義が週刊誌であれだけのクォリティーでキャラクターから画質、ストーリーまで緻密に計算されてたフジリューの作品で期待しない訳がないです。
小野先生原作の屍鬼で80以上とも言われる登場人物を一人ひとり描き分けて、読み手それぞれの視点で感情移入させてくれる。怪しさ溢れる背景からストーリー展開までムダがない本当に巧みの技が溢れる。。話しも終わりに近づいてますが個人的には正直終わるの勿体ない気がしてきました。
封神演義が週刊誌であれだけのクォリティーでキャラクターから画質、ストーリーまで緻密に計算されてたフジリューの作品で期待しない訳がないです。
小野先生原作の屍鬼で80以上とも言われる登場人物を一人ひとり描き分けて、読み手それぞれの視点で感情移入させてくれる。怪しさ溢れる背景からストーリー展開までムダがない本当に巧みの技が溢れる。。話しも終わりに近づいてますが個人的には正直終わるの勿体ない気がしてきました。
2010年10月6日に日本でレビュー済み
今度の1月か2月だから、4〜5ヶ月後に発売されますから。早とちりしないでくださいね(笑)冬=12月ってイメージなのか?