2010年10月13日

03.スポーツ

和歌山市中学総体バレーボール

第63回和歌山市中学校総体秋季大会バレーボール競技の部

第63回和歌山市中学校総体秋季大会バレーボール競技の部が9、 10の両日、 西和中学校体育館を主会場に開かれ、 男子決勝では明和が主将の米澤を中心とした力強い攻撃で河北を破り5連覇を飾った。 女子決勝は紀伊が前半のブロックをきっかけに流れをつかみ、 粘る紀之川を振り切り優勝。 決勝進出の4チームと男子の代表決定戦を制した貴志が、 11月13、 14日に那賀地方で開催される県大会に出場する。

男子は6校が2ゾーンに分かれて予選リーグを戦い、 上位4校による決勝トーナメント、 女子は17校によるトーナメントで熱戦を展開した。

男子決勝は、 序盤から明和・米澤の豪快なスパイクが炸裂。 9―6とリードを広げると、 河北も田川の速攻、 竹中の連続サービスエースなどで挽回。 中盤は1点を争う接戦となったが、 ここ一番の勝負どころで確実に決める米澤を軸とする明和のパワーが勝り25―21で第1セットを先取した。 第2セットでは明和の福住や北ら1年生が奮起、 14―6とリードを奪った。 河北も片淵や宇治田の強打で反撃したが、 明和の勢いは止まらずマッチポイントで登場した山下が見事サービスエースを決め25―13で快勝。

女子決勝は開始早々から紀之川の攻撃がさえ1―4と劣勢になったところで、 紀伊のブロックが相手のスパイクをシャットアウト。 ここからリズムをつかんだ紀伊は辻のスパイクや馬場のサービスエースなど攻守にわたった全員バレーで25―19と逆転で逃げ切った。 第2セットは紀伊が多彩な攻撃で圧倒、 中盤ピンチサーバーで登場した平田のサービスエースが飛び出すと一気にムードも高まり、 紀之川に反撃を許さず25―9でゲームセット。

明和男子の堀口監督は 「今のチームは守りに入るほど強くない。 攻めないとダメだが、 選手たちはよく頑張ったと思う」 と話した。 紀伊女子の山崎監督は 「手強い相手が多く大変だったが、 選手たちが最後まで集中力を切らさなかったのがいい結果になった」 と試合を振り替えた。 県大会出場メンバーは次の皆さん。

【男子】
《明和》監督=堀口泰均▽主将=米澤寛武▽選手=山下恵多、 北大輝、 福住航基、 小野瑛司、 金田五月、 東方一真、 川端陸人、 鍬初和馬、 尾崎誠哉、 平野優心
《河北》監督=森康行▽主将=片淵星椰▽選手=宇治田樹、 小林弘季、 久保智雅、 釘貫拓実、 竹中楓、 田川雄紀、 田村優気、 平野一哉
《貴志》監督=今西千晶▽主将=横尾裕太▽選手=山本優、 貴志洋輔、 伊奈大樹、 森千晴、中村拓真、横尾祥太

【女子】
《紀伊》監督=山崎満里恵▽主将=澤井麻裕美▽選手=前久保歩紗、 小川颯希、 辻美咲、 馬場百合加、 平田朱音、 伊藤早耶香、 池田愛日里、 中屋みのり、 前萌里、 谷村秀穂 《紀之川》監督=山本喜久男▽主将=阪本実優▽選手=吉村綾華、 堀内香那、 平田香穂、 山本陽、 岡茉裕子、 南畑あこ、 宮下智広、 三好花奈、 東七海、 戸川純菜





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