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和歌山ローリガンズが主催するサッカーの第8回コムサ!デンマークカップが24日、和歌山市毛見の紀三井寺陸上競技場で開かれ、決勝で男組が近大付属和歌山中学校を1―0で下し優勝を飾った。平均年齢50歳の男組は、コーナーキックから酒井が奪ったゴールを守り抜き、昨年準優勝の雪辱を果たした。
優勝の男組の皆さん
準優勝の近大付属中学校の皆さん
同大会は、平成14年の日韓ワールドカップの年にデンマークチームがキャンプ地として和歌山市を訪れたのを記念して始まった大会。「コムサ」はデンマーク語で「頑張れ」を意味し、サッカーの普及と同国との継続的な国際交流が目的。和歌山を中心に大阪などから、さまざまな年代の6チームが参加した。試合時間は25分の前後半なし。引き分けの場合はPK戦で勝敗を決めた。
決勝は2年ぶりに優勝を狙う男組と元気いっぱいの近大中との対戦。男組は序盤、カウンターを中心に、左サイドから俊足の小谷を使った攻撃を展開。再三のクロスボールもディフェンスに阻止された。均衡が破れたのは試合中盤。左サイドを駆け上がった小谷がコーナーキックを奪うと、この好機に藤原が折り返し酒井が頭で押し込んだ。得点以降は近大中の猛攻が続いたが、キーパー岡田を中心に守り抜き、昨年のリベンジを果たす2年ぶりの優勝を手にした。
1点を許した近大中は失点後はボールを支配。サイドを起点とした攻撃や、ミドルシュートで何回もゴールを狙ったが、得点を奪うことはできなかった。
男組の永井利明主将(58)は「昨年準優勝のリベンジができてよかった。いろんな世代と試合ができて楽しめた」と笑顔で話した。近大中の神前敬太主将(15)は「自分たちのサッカーができなかった。悔しい」と話した。選手は次の皆さん。
【男組】主将=永井利明▽選手=岡野雅夫、久松啓次、藤原徳久、小谷智雄、酒井克也、宇野宏一、林功敏、小西覚、村田伸治、岡田浩樹、金田貴宏、香川尚史
【近大付属和歌山中学校】主将=神前敬太▽選手=中野裕介、西泰成、中村優介、木次真悟、楠間功基、信原健人、友重直也、赤井克弥、土山黎、中貴史、雑賀彪、安藤瞭汰、池田誠、野口直樹、染田知樹、辻野航平
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