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テープカットを行う木川社長[中]と大橋市長[右]ら |
ヤマト運輸(株)(本社=東京都中央区、木川眞社長)が和歌山市直川の企業誘致区画用地で工事を進めてきた同社和歌山主管支店の新社屋が完成し22日、竣工式が行われた。
新社屋は阪和自動車道和歌山北インターチェンジに隣接する敷地面積約2万1500平方メートル、延床面積1万6700平方メートル。3階建ての事務棟と2階建ての荷さばき・倉庫棟からなり、大型トラック30台、4トン車6台の荷受バースがある。新事業として、ヤマトコンタクトサービス(株)のコールセンターも併設されている。
倉庫棟内で行われた竣工式には、同社役員や、設計・施工を担当した前田建設工業(株)の関係者ら約50人が出席。始動式では、1時間で約1万個の荷物を分類できる最新型仕分け機の前で、木川社長や大橋建一和歌山市長、前田建設の小原好一社長らがテープカットを行い、装置の運用デモンストレーションが行われた。
感謝状贈呈式で木川社長は「起工から半年で無事新社屋が完成した。紀伊半島の活性化のため最大限活用していきたい」とあいさつ。これを受けて小原社長は「オール電化やLED照明などCO2削減にも配慮した社屋。ますますの発展を願っている」と祝辞を述べた。
営業開始は11月1日。
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